獣医腎泌尿器学会認定医試験のお勉強①
以前にも書いておりました、認定医試験が8月22日に行われます。
なので、あと50日ぐらい。
今日から7月に入ったので
いい加減、本腰を入れて勉強せねばということで
よかったら応援してください。
というか、たぶんサボると思うので
勉強するようハッパをかけてください。お願いいたします。
具体的には、こちらの『イヌとネコの腎泌尿器学』という書籍の文言を
一言一句頭に叩き込めば、たぶん満点が取れるんじゃないかと思うので

今日からAIの力も借りて、勉強していきたいと思います。
ここを読んでおられる方の中に、一緒に試験を受ける先生方はいらっしゃらないと思いますが
もしいらっしゃれば一緒に勉強しましょう。
今日は第二章の『腎泌尿器の生理機能とその異常』を。
なんで一章は飛ばしたかというと
一章は発生学とか解剖・組織学なので重いので飛ばしました。すみません。
また、元気な時にやろうと思います。
今日の章は簡単にいますと、ほぼ腎臓の生理的な昨日のお話です。
腎機能は大きく三つに分かれますが
それぞれ
1.濾過機能
2.尿細管機能
3.内分泌機能
となり、これらを中心に述べられております。
濾過機能とは、簡単にいうと
腎臓に入った血液を濾過して、尿の元を作る一連の流れを言いますが
一分間に腎臓の糸球体から濾過される濾過液の量のことを糸球体濾過量(GFR)と言います。
この糸球体濾過量は
脱水したり、出血したりして血液量が減少した時だったり
心不全などによって血圧が低下し、腎臓への血流量が低下した際などに、低下するとされています。
このGFRの測定にはクレアチニンクリアランスという指標が用いられるのですが
クレアチニンという物質、血液検査で腎機能の指標として測定するやつですね。
クレアチニンは筋肉で作られる代謝産物で
糸球体で濾過された後、尿細管で再吸収されることなく
血中濃度が高くない場合は分泌されることもないため
血液中のクレアチニンがどれぐらい尿中に排泄されましたか?ということをチェックすることで
糸球体濾過量の指標になるわけです。
それをクレアチニンクリアランスと呼び
具体的には、(尿中クレアチニン濃度✖︎1分間の尿量)/血漿中のクレアチニン濃度で測定されます。
で、この糸球体濾過の仕組みですが
何でもかんでも尿として排泄していたら
タンパク質とか必要なものまでどんどん尿中に排泄されていってしまうわけですが
そうならないように糸球体というものは
毛細血管内皮細胞・基底膜・ボウマン嚢上皮細胞(タコ足細胞・ポドサイト)の3層構造を形成しております。
毛細血管内皮細胞は、糸球体の毛細血管の内側にあって
赤血球より大きなものは通過できないようになっていたり
基底膜に関しては、マイナス帯電しておりまして
同じくマイナスに帯電している血漿蛋白が濾過されることを防いでおります。
ポドサイトは網目構造により、血漿蛋白が通過するのを防いでいます。
こうやって、物質のサイズに対しての濾過防止機構をサイズバリア
電荷による濾過防止機構をチャージバリアと言ったりして
二重の策によって、なんでもかんでも糸球体濾過されないようになっているわけですね。
このような糸球体の三層構造をくぐり抜けて濾過されていくわけですが
具体的には、尿素や尿酸・薬物や代謝産物などの不要物質が排泄されるような仕組みになっています。
また、分子量70000以上の物質は通過することができない仕組みにもなっています。
ただ、まあこの仕組みだけですと
本当は必要なブドウ糖やアミノ酸、電解質もろもろだったりは濾過されてしまい
このままだと全部尿になってしまうしまうのですが
そうならない仕組みが次の尿細管機能になってくるわけです。
本当はこうやって、第二章の項目を全部書いていこうかなって思ったんですけど
僕は比較的楽しくても
たぶん読んでいる人の9割が楽しくないと思うので
今日はこれぐらいにしておきます。
ちなみに第二章は上記の書籍の19ページから27ページまでに相当し
たった9ページしかないものの
ブログに書いた内容がまだ1ページ分もないので
ブログに全部まとめて書いていくのは難しそうですね。。。
とりあえず、続きは自分で勉強したいと思います。
それでは今日はこのへんで。
人間の腎臓も同じ仕組みですよね。70歳過ぎになると気になるのは腎臓の働きの低下です。GFRの意味と腎臓の仕組みの説明楽しく拝読させてもらいました。
>猫多頭飼い主様
コメントありがとうございます。
楽しんでいただけてよかったです。
調子に乗って今後も書いていこうかと思います。