専門性を謳うこと
今時刻は1時15分。
午後の診察でいらした子が
心原性肺水腫ということで入院。
検査しながら治療したり、反応を見たりを繰り返しながら
今の時間に至ります。
さっきまで循環器認定医である後輩にLINEで相談に乗ってもらってました。
いつ電話しても、いつLINEしても
すぐにレスポンスをくれるから、彼は本当にすごいです。
時間とか関係ないんですかね。
心エコーの動画上の心臓の心筋が
心筋梗塞の様相を呈していることに少しテンションが上がってしまう彼を
少しキモいな、と感じてしまう反面
心の底から尊敬できるなと改めて思います。
循環器を専門にしています、というのは
彼レベルだから言えることなのかなと。
循環器に強い、整形外科に強い、皮膚科に強いなどなど
○○に強いことを謳う動物病院はたくさんありますが
中身が伴っていないことも少なくありません。
心臓のエコー検査一つとって考えてみても
まともに当てることができる獣医師なんてほとんどいないんじゃないかと思います。
それは奈良県で働いていた勤務医時代もそう感じていましたし
静岡に来てからもそう感じます。
大抵の動物病院がなんちゃって心エコーをやっているのが実情かなと。
でも、それは患者さんにはわからないことでして
雑音があるから、心エコー検査しますねーってなって
ステージB2だから薬を出しますねーってなったら
はい、わかりましたってなるのが、普通だと思います。
同じ獣医師なのにそんなに技量に差があるなんて思わないですもんね。
何を書きたかったかわからなくなってきましたね。
専門性ってやっぱりすごいですね、って話なんかな。
いや、違いますね。
専門性っぽいことを謳うなら
それなりのパフォーマンスを見せて欲しいなって思いますし
ホームページなんかで公言するのであれば
結果を出すという責任が生じるのかなあ、とか思ったり。。。
そういうことを言いたかった気もします。
あんま書いていると怒られそうなんで
これぐらいにして
ちょうど時間になりましたので、また治療に戻ります。
それでは。
こんにちは。
質問がありコメント致しました。
ここが適切か分からずですが。
クリニックの裏ブログを毎回拝見しています。
最新の記事にフラジールについての記載がありました。
気になっています。
今年2月に16歳で旅立った仔です。
4キロの子に、フラジール1/6を朝夕2回、最期まで1年間以上に渡り服用させました。
この量だったら問題ない、何年も服用しているこもいるから、と。一次診療の獣医とかかっていた某大学病院の担当医も同意見でした。
半年後に初めててんかん発作を起こし、抗てんかん薬を服用。それ以降月に2〜3回の発作、発作を起こすたびに弱っていったように感じます。
(てんかんは、年齢と罹患している病気を考えて詳しく検査はしておりません)
神経毒性、という言葉が気になりました。
てんかんとは関係はあるのでしょうか?
どうしても気になっております。
お忙しい中、すみません。