つぶやき
健康診断な日々
春になるとフィラリアのシーズンが始まるせいもあってか
全国の動物病院で春の健康診断キャンペーン的なものが
実施されることが多いです。
うちの病院は
そういう、ザ・王道みたいな商業的な動物病院のやり方を
あまり好んでいないこともあって
フィラリア検査の際に全身の血液検査とかは勧めたりもしますが
画像診断や尿検査なんかも含めた
全身を網羅的に検査する健康診断自体は
患者様の自主性に完全に任せている形を取っています。
そういうやり方と取っていても
3月から5月ぐらいは
他の月と比較すると、健康診断のご予約が多いように思いますので
当院の患者様が少し変わった方が多いのか
最近の飼い主様事情的なところなのか
純粋にすごいなあ、と感じることも多いです。
そんな今日は
同じ家の猫さん
14歳の子と4歳半ぐらいのお二人の健康診断でした。
14歳の猫さんは
以前、当院で麻酔下での歯科処置を実施させていただいた子でした。
その時の歯科処置のこともつい昨日のことのように思い出されるので
結構最近の話だと思っていたのですが
よくよく考えると
そっからもう3年半ぐらい経過しておりまして
なんかちょっとびっくりでした。
確かにカルテの番号も2300番代で
今が4200ちょっとであることを考えると
めっちゃ前から来てくださっているわけですし
よくよく思い返せば
新しい動物病院になってからの内覧会にも来ていただいておりましたし
それだけの月日が経っていて当然なんですけど
すごく不思議な感覚でした。
時が経つのは本当に早いもんですね。
一人一人の患者様に少しずつ何かしらの思い出があるのは
それだけ思い入れもあるってことで良いことなんですかね。
こういう気持ちを忘れないように
これからも頑張りたいと思います。
それでは。