つぶやき
手術のキャンセル
今日、猫さんの避妊手術を予約されていた患者様が
約束の時間になっても来院されませんでした。
何かあったのか、と連絡をしてみると
『あれ?今日でしたっけ?』というような返答。
結局キャンセルという形になりました。
その手術のために滅菌にかけていた手術器具達も無駄になりました。
現状、3月の初めまで手術の予約が入っているような状態で
緊急的な手術が入った場合は、昼休み返上で実施しているような感じです。
もっと早く手術したい人だってたくさんいらっしゃいましたし
それやったらあの子の手術今日やったら良かったやん、というような中でのドタキャン。
なんだかなあ、と思います。
正直、憤りは隠せませんが
こういう時に強く出れないのが
サービス業的な側面が強い動物病院の弱さなのかもしれません。
自分の子どもが何かの手術ってなったら
僕だったら、それまでの期間すごく不安だと思いますし
その手術の日のことって絶対に忘れないような気がするんですけど
その方にとっては
猫さんの避妊手術ってその程度のもんだったって話なんですかね。
しょうがないのか。。。
こういったことって
年に一回か二回、あるかないかぐらいの頻度でしか起きないので
基本的に当院での手術をご希望される方って
良い人ばっかりだとこちらは考えているので
たまに起こる事故的な感じなんでしょうが
こういう時、抱いた感情をどういう方向に持っていくかが
すごく難しいなと思います。
せいぜいこういった場で
ブログを書くことぐらいしかできないわけですが
そうやって気持ちを切り替えていくしかないんでしょうか。
何か良い案があれば教えてください。
それでは、今日はこの辺で失礼致します。
他にも利用したいお客様がいるのにキャンセル!というのはサービス業だとありますよね。
でも、麻酔をするわけで命に関わることでキャンセルは考えさせられますね。
こうやってブログに書いてくださるだけでも、啓発になって良いと思います。
犬猫さんをペットと考えるのか家族の一員と考えるのか、家族としてもその度合いが関係しているように思います。
犬さんのお預かりで、お泊りの前に慣れてもらうために短時間または1泊させて慣れてもらおうとする飼い主さんがほとんどですが、「この子はホテル慣れしているから大丈夫!」と言われた方の愛犬さんがお試し預かりした際に吠え続けて緊張でおやつも食べず、水も飲まないということもありました。
飼い主として一緒に暮らす犬猫さんとのあり方は、考えてほしいなぁ~と思います。
自分自身、考え悩み、どうしてあげたらいいんだろ~ と日々を過ごすという感じですが・・・
ご無理なさらず、お願いします!!
>あたるの父様
いつもありがとうございます。
動物病院もサービス業という側面がある程度強い以上
なかなか強気に出るのも難しいなあと思っています。
どこも同じような悩みを抱えているものなんでしょうかね。
今後ともよろしくお願いいたします。