臨床心理士さん
先日、小児科を訪れた際に
長男のことで先生に相談させていただいたこともあり
今日はそこの病院で
臨床心理士さんとお話をさせていただく機会を設けてくださいました。
人との対話などを通じて
その人の心の問題を解決していく職業の方々なだけあって
話し方なども聞いていて、すごく勉強になります。
自分みたいな
どんな診断方法を取るんだろう??的な
好奇心が勝って相談してくる親御さんもあんまりいらっしゃらないと思いますし
中には怒ってしまうような保護者の方もいるみたいなので
流石にそこはすごく慎重に言葉を選んで
発言されていたような印象を受けました。
動物病院も人間の診療科に例えるなら小児科に近いと言われることもあるので
そうした対応の仕方はとても参考になりますし
実際に自分が患者側として病院を訪れることで
普段自分たちが対応している患者様側の気持ちを体験することもできたように思います。
言葉の選択ってすごく大事ですよね。
同じ動物の同じ病気の検査結果・病状などを説明する際にも
説明する相手によって
話し方・使う用語などは変えるようにしています。
回りくどく時間をかけて説明されるのを嫌う人には
はっきりと結論から話してあげるべきだと思いますし
ストレートに告げると頭真っ白になってしまいそうな人には
順序立てて丁寧に説明しないといけません。
説明の仕方を間違うと
きちんとした治療の方向を向かないことだってあり得ますし
ご家族様がご自身のことを責めてしまうような事態にだってなり得ます。
犬猫さんの病気ときちんと戦っていくためには
ご家族の協力は絶対必要ですし
その協力を得るためには、きちんと理解していただくことが必要不可欠です。
診察がバタバタすると
そういうことも忘れてしまいそうになりますが
本日色々とお話をさせていただいて
きちんとしないといけないなあと改めて考えさせられました。
何事も勉強ですね。
それでは、今日はこの辺で。