年越し
12月も二週目に入りまして
もうそろそろ今年も終わりそうな感じです。
個人的に年越しというものは
何となく特別感がありまして。
1日1日が勝負みたいな子たちの診察をしていると
何かわかりやすい目標みたいなのがある方が良いのかなと考えておりまして
僕が良く使わせていただくのは
『誕生日』と『年越し』です。
何とか誕生日を迎えられたらなあとか
何とか年越したいですね、とか。
別にそれを達成したからと言って
何か特別なことが起こるわけでもないんですが
毎日の闘病生活を頑張る中で
何とか誕生日を迎えられたーとか
みんなで一緒にお正月を過ごせました、とか
そういうのって大事だったりするのかなって勝手に考えています。
正月とか誕生日とか
別に誰が見てもわかりやすい日でなくても
その子にとって、そのご家族にとって特別な日ってそれぞれあると思うんです。
お家に来た日だったり、誰かしらご家族の誕生日だったり
あと何日か頑張ってくれれば、一人暮らししている息子さんに会える
みたいなんでも良いと思います。
要は
毎日毎日が、誰かにとっては特別な日であって
それが亡くなるその日に
数時間一緒に過ごせただけでも
それは特別な最期を過ごせたことになるんじゃないかなと思って仕事をしています。
だからこその院内死亡率ゼロという感じでしょうか。
何が言いたいのかよくわからんくなってきたので
今日はもう終わりにしますが
今、当たり前のようにお家の犬猫さんと一緒に過ごせていること自体が
まあまあ奇跡的なことで尊いものなんだよ、って実感してほしいなって思ってます。
って、お前何様なんやって話ですかね。
一般的な人よりは
大切にされてきた犬猫さんたちと
そのご家族との別れの場面に立ち会う場面が多い人間だと思うので
ちょっと偉そうに聞こえちゃうかもしれないですが
一緒にいられる時間を大切にしてほしいなって結構本気で思ってます。
そんな感じで
今年もあと20日ぐらいで終わりますが、残りも頑張っていきたいと思います。
それでは!