つぶやき
院内CPA
救急医療に力を入れている多くの動物病院さんが
心肺停止(CPA)の際の自己心拍再開率(ROSC率)をあげようと
日夜懸命に励んでおられます。
動物病院の外で心肺停止に陥った子
院外CPAの症例ですら
何とかして救おうという心意気で
全国の獣医さん・愛玩動物看護師さんたちが頑張っています。
ただ、院内CPAに関して述べるのであれば
CPAになってからのROSC率をどうこうするんではなく
そもそも動物病院の中にいて
預かって治療をしている最中に
CPAになっちゃったらダメだって話なんですよね。
それはもう入院管理が上手くいっていない結果が
院内での心肺停止というわけなので
病院で預かるってなった時点で、そうなったらダメなわけです。
だからこそ院内死亡率ゼロを目標に掲げているわけですし
最期の瞬間は自宅で家族に見守れながら迎えて欲しいって
いつも思って仕事してるんですけどね。
最近はダメなことが連続している気がします。
どうしたら上手くいくんだろうなあ、とか
どうやってたら良かったのかなあ、と考え続けても
答えは一向に出る気配はないですが
そこはもう考え続けるしかないですね。
亡くなった子達のためにも
何かしら答えが出るまでは考えるのをやめないでおこうと思います。