手術中のエコー検査
新しいエコーが今日搬入されました。
ちょっと前に眼圧計も来ました。
先日からお伝えしておりますプラズマ治療器以外にも
色々と新しい医療機器が増えていきます。
エコーが届いてから
検査したくてたまらないわけですが
なぜか今日の午後に限って当てる機会もなく
仕方がないから
自分の首とかお腹とかで当ててみてみたり
新しいおもちゃを買ってもらってテンションが上がっているような感じです。
これでエコーが二台体制になるわけで
前までのエコーもまだまだ現役でope室で活躍してもらおうと思っていますし
新しいエコーには主力選手として検査で活躍してもらう予定です。
昨日は、まあまあ心臓が悪い子の歯の手術がありまして
歯の手術なので
術野は基本的に口腔内なわけですし
開腹手術みたいな滅菌環境でもないわけなので
オペ中に心臓のエコーを見ながら
心拍出量だったり、左心房圧だったりを評価して
麻酔薬を調節しておりました。
血圧が下がった際の原因も
心臓の動きを直に確認することで判明しやすくなりますし
術中の心臓エコーはおすすめです。はい。
心臓外科とかする病院さんは経食道エコーとかで見るんでしょうが
滅菌が解けずに心臓見れるなら
胸壁からでもいっかなと思ってやってます。
手術後も気管チューブを抜管する前に
術中の肺水腫がないかどうか
肺エコーで最終チェックをして抜管まで持っていけますし
すごく便利だなと思います。
実際、昨日の子の麻酔からの覚醒はすごくスムーズで
術後も何度か心臓をチェックしておりましたが
問題なさそうだったので、夜にお家に帰りました。
新しいエコーが来る前は
オペ室でエコーを使うとなると、移動がやや面倒だったわけですが
今日の午後からは、オペ室にエコーの機械が常駐してくれるわけですので
心臓が悪い子だけでなく
術中モニタリングの一つのツールとして頻用していこうかと思います。
それでは、今日はこの辺で。
誰に向けてのブログなのか、ちょっと方向性がよくわからん感じですみません。