遊びの延長
嫁さんが職場に出入りするようになって三日が経ちました。
少しずつ慣れてくれたらいいなと思っておりますが
そんな嫁さんに
『楽しそうに仕事しているね』と家に帰ってから、指摘がありました。
確かに
僕は基本的に病院の中で楽しそうにしているかもしれないです。
病気を相手にしているのに不謹慎な気もしますが
多分普通に楽しいんだと思います。
もっちーがちょくちょく
僕らの動物病院は遊びだ、みたいなことを言いますが
全くもってその通りで
あんまり仕事って感じではないんだと思います。
どっちかというと
僕的にはドラクエみたいなRPGのような感じで考えておりまして
新しい医療機器が入るのが、新しい武器買ったり防具買ったりと同じで
googleのクチコミが増えるのは、レベルアップしてまた強くなったみたいな
そんな感じです。
昨日はクチコミが一つ増えたので
チャララッチャチャチャーン、って感じの音楽とともにレベルアップした感じです。
今、Lv115ですが、とりあえず150目指してます。
何を言いたいか、おそらく伝わってないですよね。すみません。
好きなゲームをやり続けるとしたら
20時間ぐらいなら平気でずっとやり続けられるじゃないですか?
食べる・トイレに行く・寝る以外はずっとゲーム、みたいな。
たぶん、それに近い感覚で診療したり検査したり手術したりができるから
あんまり仕事感がないのかもしれません。
サザエさん症候群ってあるじゃないですか。
日曜日の夜に憂鬱になるっていうやつ。
明日仕事かあ、学校かあって考えると気分が暗くなってくるやつ。
僕そういうのなくて。
金曜日の夜に憂鬱やなってならないんですよね。
なんなら、昨日も糖尿病のセミナー聴いたり、セカンドオピニオンのメールを返したりしていて
気づいたら自宅に今月の新しい医療雑誌が届いていて
漫画の新刊が出た、みたいなノリでそれに目を通したりしていました。
仕事=やりたくないこと、みたいな
どこかしらネガティブなイメージが僕の中にはあるんですが
そういう意味では、あんまり仕事してないのかもしれません。
ゲームしていても疲労は出てしまうように
診療していて疲れは出るわけですけれども
ただ疲れたなってだけであって
そこにあんまりネガティブな要素はありません。
不思議なもんです。
遊びの延長だから
一般的には変なことだと思われるようなことでも
本気でやれるのかもしれないですし
もっと上手くやろうって自然となるのかもしれないです。
患者様にとっては
遊びに付き合わされているのか、ってなると
不快に感じる方もいらっしゃるのかもしれないですが
その遊びによって
病院としてのパフォーマンスが向上したり、新しい医療機器がどんどん増えるんだったら
まあ、それはそれでメリットもあるんじゃないかなと。
ただ僕たちの心持ちの問題でありまして
仕事じゃなくて遊びなんです、ってだけだと思います。
なんか言葉にすると、ふざけてるのかなって感じると思いますが
結構本気ではやっているつもりではあるので
本気で遊んでる、それがたまたま動物病院みたいな
そんな感じでしょうか。
日本語って難しいです。はい。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。