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周りの獣医さんのお話であったり

一般的な動物病院のお話を聞いていると

動物病院ごとに

その病院に通う患者様の考え方は違うみたいでして。

どういう基準で動物病院を選ぶのか？という点が

人によって異なるとは思うので

その動物病院を選んだ、ということは

同じような考え方で動物と向き合っているということになるんでしょうか。

メーカーさんや検査会社や動物病院で連盟みたいなのを組んだりして

患者さんに健康診断を薦めていきましょう！みたいな

そういう動きって以前からたくさんありますし

個々の動物病院さんに着目しても

健康診断キャンペーンって銘打って実施されているところがほとんどのように感じます。

当院におきましては

患者様の自主性を重んじるスタイルとでも言いますか

こちらからは特に何かを強く推し進めたりすることはあまりないのですが

それでも

今日も昨日も一昨日もその前の日も

ちゃんと預かってのがっつりした健康診断を実施する機会に恵まれております。

一昔前であれば

血液検査は定期的にやってますって方が

どちらかというと意識高い系の患者様とでも言いますか

まめに健康診断的なものをされている様な印象でしたが

最近では、血液検査だけではダメと考えられている方が増えてきているのか

きちんと画像診断や尿検査などを総合的に検査させていただくケースが多いです。

フィラリア予防やワクチン接種なんかについても

当院はDMを送っていないので

完全に患者様任せな状態ではあるのです。

今年もきちんと来てくれるのかなあ、とやや不安になることもありますが

そこは皆様きちんと把握されておりまして

ワクチン接種なんかもちょうど一年後とかに来院されるケースも多いです。

いや、ほんとすごいです。

健康診断なんかに関しては

初めての患者様から予約いただくことも結構多くてですね。

別に動物病院から強く推すことなんかなくても

やりたいって思う人はやるんだろうなって感じます。

『犬猫さんの健康診断』って同じように記載されていても

どんな風に検査をしていて、何のためにその検査をしているのかっていうのも

すごく大事なポイントだと思います。

実際には診察の合間にちょろっと検査されているケースで

病気を見落とされていることも少なくありません。

あとは、医療過誤的な感じで無駄にお薬を処方されていたり。。。

健康診断時の犬さんの甲状腺機能低下症とかはその典型例でしょうか。

地域にも甲状腺ホルモン製剤処方工場みたいな動物病院がいくつかありますし。

確かに病院側としては要らない薬を出せた方が儲かるんでしょうが

患者側にとってはたまったもんではありません。

こうやってブログに書いたからって

みんながみんな読んでくださるわけではないみたいで

今日もそういう初診さんが2人来院されていました。

なかなか現実は変わらないみたいです。

不思議な動物医療を提供される動物病院さんがマジョリティとして存在するから

うちみたいなポッと出の動物病院がある程度やっていけるわけなんで

むしろ感謝すべきなのかもしれません。

でも

被害者になるのは犬猫さんとそのご家族なわけでして

それを目の当たりにするのは結構辛いものがあります。

何で真面目に動物病院に連れて行く方が損をしないといけないのか？

そういうのってやっぱりおかしいと思います。

そんなこと偉そうに言っておりますが

自分自身も1人の人間なわけなので

間違うことも失敗することもきっとあると思います。

そこの点を院内できちんと是正していけるような環境作りってなると

やっぱり獣医さんを増やしていかないといけないんですかね。

院内でお互いに意見を言い合えるような環境があれば

病院として生み出せる医療は良くなるように思います。

獣医さん、誰か来てくれないですかね。

学生さんも常にウェルカムです。

ご気軽にお問い合わせください。

それでは、今日はこの辺で。

まとまりのないお話でありました。すみません。失礼します。