つぶやき
餅は餅屋
昨日、しつけ教室をやってもらって
それを目の前で見ていて感じましたが
やっぱり専門性のある分野に関しては
専門家が行うべきなんだろうなと。
専門性というものは
他のことに時間を充てない代わりに
専門分野に注力するわけです。
普通の人が付け焼き刃で身につけた知識だけでは
到底打ち勝てないようなものを持っているんだと思うんです。
一次診療の動物病院で働く獣医師というものには
どうしてもジェネラリストとして求められることが多いわけですが
そうするとやはり専門性というものに関しては
スペシャリストと比べると見劣りするのかなと思うんですね。
まあ、内科とか外科とかいう
比較的広い範囲で診療科を括る場面も少なくないですし
内科専門という意味では
外科もやるジェネラリストの先生より専門性は高くなるのかもしれませんが
内科をさらに細分化した場合の専門性には打ち勝てないのかなとも思います。
結局、勝ち負けなんてつけようがないですし
誰が評価するんやって話なので
あんまりそこに拘っても仕方がないのはわかってはおりますが
とりあえず、腎臓とか循環器とか麻酔とか
そういう分野に関しては
ある程度の専門性を持って取り組んでいきたいと考えているわけで
その気持ちがあるのであれば
それなりに時間を割いてもっと知識なり経験なりを積み重ねていかないとな、と
昨日のしつけ教室を見ていて
ふと思った次第でございます。
慢性腎臓病なんて
結局どこの動物病院でもどの獣医師が診ても結果は同じでしょ?
って考えている獣医師ってめっちゃ多いと思うんです。
いやいや、そんなことないんですよって
面と向かって言えるぐらいの実力をつけたいなって
思ったのでした。
精進します。はい。
それでは、今日はこの辺で失礼します。