動物麻酔技能認定医制度
8月に入りました。
新しい病院での診療になかなか慣れず
今までにない類の疲れがどっと押し寄せてくる感じがありますが
徐々に慣れてくることを信じて頑張ろうと思います。
8月に入りましたので
今月からタイトルの動物麻酔認定医の制度がスタートするみたいです。
まだ具体的に登録はできないみたいなのですが
近々、始まりそうな感じです。
当院も来週頭から
移転後初の手術がスタートします。
全身麻酔をかけない期間がこんなに続いたのが
めちゃくちゃ久しぶりなので
新しい施設での全身麻酔は少し緊張感がいつもよりありますが
しっかり準備をして臨もうと思います。
麻酔の認定医が本格的に誕生するのは
おそらく2025年の春とかになりそうな感じではありますが
そうなった際には
麻酔の認定医がいる動物病院でしか
基本的には全身麻酔をかけられないのが当たり前、みたいな
そんな風潮になっていくんですかね。
おそらくそう簡単に、そんなすぐに
世の中の風潮が変わるとは思えませんが
徐々にそういう流れが来てくれれば良いなあとは思います。
歯石を取るスケーリングも抜歯をするのも
去勢手術も避妊手術も
内視鏡の検査もCT検査も
ごく一部の例外を除いては
基本的には動物の場合は全身麻酔をかけないとできません。
全身麻酔というものが
動物病院での診療業務になくてはならないものである以上
その麻酔の分野にある程度精通した獣医師が
全身麻酔を担当するという流れができて当然なのかなと考えますが
現状、まだそうなってはおりません。
先日の内覧会の際に
望月は数名の患者様から
歯科処置をした後の調子がすごく良いんです、と
面と向かって感謝の言葉を伝えられたそうです。
その方々のほとんどが当院のことを良く調べていただいた上で
全身麻酔を他院で断られたり、全身麻酔が心配で
当院を訪れた患者様でした。
僕自身、麻酔について
もっともっと勉強すれば
より多くの患者様のお役に立てるのではないかなという想いも
年々強くなっているように思います。
せっかくの麻酔認定医の制度発足の機会ですので
今よりももっと多くの人の役に立つためにも頑張って挑戦したいと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。