耳障りなことを受け入れる
子どもの将来のことを考えて
親が子どもに対して言うことの真意など
子どもはほとんど理解などしてくれません。
『将来のために勉強しておいた方が良いよ』なんて言ったところで
そんなもの実際に将来になってないんだから
わかるはずもないのかもしれません。
それと同様に
人から何かを指摘されたりする時なんかもそうです。
大体が自分にとって都合の悪いことであったり
間違っている自分自身を受け入れないといけない場面であったりと
まあ、それなりにダメな自分を受け入れる覚悟がないと
そういった指摘を心から受け入れることはできないわけです。
ダメ出しをされると誰しもがイラッとするわけで
それは人間として当たり前の感情なのかもしれませんが
そこを、自分のことを本当に考えてくれた上で言ってくれたことなんだと
考えを改め、言葉を受け入れ、改善を図れるか
それがその後の人間としての成長に関わるのではないかと思っています。
僕らの動物病院も
googleの口コミなんかは良いものの
色々なご指摘を受ける場面はあらゆる場面であるわけです。
それに対して聞く耳を持たず
全てを無視するような態度で診療業務も続けていたら
おそらく今の当院は存在しないと思うんです。
時には、自分たちの耳には痛いこともあったとしても
そこをきちんと受け入れて改善して病院の発展へと繋げていくことが
結果的に病院全体の成長にもなりますし
動物たちやご家族の幸福にもなると思うんですね。
診察でもそうですが
相手の言葉にきちんと耳を傾けて真剣に聞くというのはすごく大事なんでしょうね。
当たり前のことですかね笑
いわゆる傾聴というものなんでしょうが
どんな内容のことでも相手が真剣に発してくれている言葉なのであれば
きちんと受け入れて、大事な情報として咀嚼することが大切ですね。
個人としてでも組織としてでも
そういった態度が成長できるか否かに関わってくるのかなと思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。