つぶやき
物語
動物たちが
どういう風に最期の時を迎えるのが一番良いと考えているのか
その答えはわかりません。
大好きなお家の中の安心できる環境で
大好きな家族に見守られて
すやすやと眠るように息を引き取るのが一番良いのかなと
僕個人は考えています。
命あるものいつかは終わりが来るもので
そこを変えることはどうしてもできません。
でも、どんな風に終わりを迎えるか。
そこを変えることはできるんじゃないかと思います。
その最期の瞬間を本人とご家族が一番良いと思う形にできるように
最大限の努力をするのが動物病院の仕事だと思います。
何も医療を施すだけが動物病院ではありません。
僕は動物たちとそのご家族のエピソードを聞くのはとても好きです。
治療とはあんまり関係ないかもしれないけど
その子の家族の一員としての
存在の尊さ・大きさを
より自分事として考えられるようになるからすごく好きです。
動物たちと共に暮らす家族一つ一つに長い長い物語があって
今まで歩んできたそれぞれのエピソードに寄り添いながら
最期の締め括り方を一緒に相談しながら考えていくのも
動物病院の役割なんだと思います。
今日はそんなことを考えさせてくれた日でした。
その子にもご家族にもありがとうございました、と伝えたいです。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
長く一緒に過ごせたけれども、やってあげたかったり、連れて行ってあげたい所は尽きませんでした。
知り合いが、動物が亡くなって
虹の橋を渡った先にいる先輩達に、
僕はこんなに家族に愛されたんだよ!
って自慢するって聞いた事がある
と、言っていました。
もんじも自慢してくれたら嬉しいです。
優しくいつもみていただき感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。
>赤間様
いつもいつもご家族の皆様が大切にもんじさんのことを考えてくださっていたのは
僕らにもすごく伝わっていたので
きっともんじさんも自慢しっぱなしだと思います!
こちらこそ最後までもんじさんの治療に携わらせていただき
本当にありがとうございました。