思い出
当院の場合ですと
平均すると1日に1から2件の初診様いらっしゃいます。
なので、基本的に毎日新しい出会いがあるわけです。
先日ちょうどカルテの番号が一区切りを過ぎたので
こんなに増えたのかあと、しみじみと感じておりました。
ただ、そうは言っても
カルテの番号が若い子の方が
当然のごとく色々な思い出がありまして
(病院との思い出なのでご家族的には嬉しくないかもしれませんが)
それぞれの子についての自分たちなりのエピソードがあります。
当院はまだ今年で5年目に入ったという段階ですので
他の動物病院さんと比較すると
歴史はまだまだ浅いのですが
それでも関わってきた動物たちとそのご家族の数はそれなりにあります。
中でも、みなとまちアニマルクリニックの最初の頃から
熱心に通院してくださった方との思い出は
また違った重みがありまして。
そんな子たちが最近立て続けに亡くなってしまったり
ご家族の方に色々と起きてしまったり・・・
とても精神的に落ち込むことが重なりました。
動物病院側が、患者様を区別するなんて良くないと思います。
でも、やっぱりそこは僕らも人間なので
付き合いの長い子とそのご家族の方が、募る想いもどんどん増えていってしまいます。
患者様との距離感が近い動物病院であることの弊害なのかもしれません。
そういうスタンスで病院をやっているから
そうやって過剰なダメージを受けるんだとは思います。
それはわかってはいるんですが
この動物病院は患者様の支えがなかったら
文字通り、今現在存続できていないような動物病院なのです。
にも関わらず、今病院を続けることができているという事実は
そういった患者様との関係性があったからこそだと思うので
こういうスタンスはずっと変えないと思いますし
変えたいとは思わないです。
凹むことは多くなるのかもしれないですが
これからもたくさんの関係性を構築していければなと思います。
何かすみません。
一生懸命がんばります。はい。
それでは今日はこのへんで。