勉強法
大学受験に必要な勉強方法と
獣医の国家試験に必要な勉強方法と
今現在診察に知識を活かすための勉強方法は
共通している部分と全然違う部分があります。
大学受験の時は5教科7科目みたいな感じでしたが
獣医師国家試験の出題科目は17とか18科目です。
で、今獣医師として動物医療の現場で働く身として必要な知識はどうかって言えば
国家試験ってめちゃくちゃ浅い知識だったなあという印象です。
さらに広く深くなった感じですかね。
しかもその深さは医療が発展すればするほど増していくため追いつくのに必死です。
ただ、学生時代の試験とは違って
全部を頭の中に記憶しておく必要はないんですよね。
というかそんな辞書みたいな人いたらすごいなと純粋に思います。
頭パンクしそうですよね。
今の仕事に必要なスキルは
知識をどこかから引っ張り出せてこれるスキルです。
例えば昨日取り上げたラパチニブというお薬。
それのわんちゃんへの投与量はどのくらいですか?なんていう知識を覚えておく必要はありません。
調べればいいわけです。
テストを受けるわけではないですから。
ただ、どこを調べればいいかはわかっていないといけません。
『あの雑誌のあの項目に記載があったよな』とか
『あの論文に詳しい投与方法が述べられていたよな』とか
『去年のあのセミナーで確か話があったよな』とか
そういった感じで、情報元はある程度記憶しておかなければ
すぐに情報を引き出してくることができません。
そのために以前にも紹介したEvernoteというメモアプリを愛用しておりまして↓
結構おすすめです。
気になった学術情報をここに全部記録しておけば
いつでも好きな時に検索できますので
診察の合間にすぐに調べることができて非常に便利です。
写真やpdf、スクリーンショットなども貼ることができますし
ウェブクリッピングもできます。
有料版ならデータ数も増えますし、pdfの中身も検索結果に反映してくれる優れものです。
すでにお使いの方も多いかとは思いますが
単純なメモ帳としても便利なので、使ってない方はぜひ使ってみてください。
今日はそんなお話でした。
最後に
ジム君のおすすめおやつでも載せておきます↓

長野県の小諸市と麻布大学獣医学部が共同研究して作り上げた鹿肉ジャーキーだそうです。
獣医師個人の監修とかだと怪しげな商品も多いですが
大学名をきちんと出しての共同研究の結果の商品なので
それなりに科学的根拠に基づいた安全性が担保されていそうなおやつです。
ジム君も大好きみたいなので、ご興味のある方は試してみてください。
動物ナビはこちらです→https://donavi.ne.jp/shop/
病院コードを知りたい方は、インスタのDMもしくはemailなどでお問い合わせください。
それでは、失礼いたします。
遅くなりましたがクラウドファンディングお疲れ様でした。
存続大変嬉しく思います。
Evernoteいいですよね。
私も使っていましたが、最近はNotionに移行しました。
大山先生なら素晴らしく使いこなせるものだと思います。
宜しければご検討ください。
>510様
コメントありがとうございます。
なんとか存続できることが決まったのも皆様からのご支援のおかげだと思います。
本当にありがとうございます。
Notionというアプリがあるんですね!
またちょっと勉強して機会があれば使ってみます!
ありがとうございます。