つぶやき
終末期ケア専門士
という資格があるんですね。
こちらの日本終末期ケア協会というところが認定している資格なんです。
本日もそうでしたが
当院の特性上
終末期ケアのご相談などで当院を訪れてくださる患者様も少なくありません。
『終末期ケア』というワードには
患者様自身の緩和ケア的な意味合いもそうですが
その周りのご家族への精神的なケアという意味合いも含まれるので
そういう観点では、動物医療でも活かせるんじゃないかなと考えたわけです。
で、自分も取りたい!ってなるなじゃないですか。
でも受験資格の欄に残念ながら獣医師という記載はなくてですね。
諦めきれない自分は、この協会にメールをしたわけです。
その返信が一向に一向に返って来ていないことをさっき思い出した次第です。
どうしようもないですね。
今月末に行われるがん学会のテーマも
終末期医療みたいです。
動物も人間同様高齢化が進み
それに従い年々需要が高まっている分野だと思います。
当院も麻酔に力を入れているわけですから
終末期ケアの一つのテーマでもある痛みを緩和するという点には
特に力を入れないとダメですし
何より積極的に病気を治しにいくだけが医療ではなく
本人のQOLを如何に良くした状態を維持するか?も立派な医療です。
そういう観点でも諦めたくないと思っているので
終末期ケアという分野はすごく興味深い分野だと考えております。
クラウドファンディングが終わるまであと10日ですが
それが終わったら、がん学会の配信を見まくらないといけません。
もちろんクラファンにご支援していただきたい気持ちはありますが
日々診察に来てくださる皆様に医療を提供することが僕の存在意義です。
そのために頑張らねばなりません。すみません。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。