Oncologistの熱量
こんばんは。大山です。
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Oncologist(オンコロジスト)というのは
一言で言うなら、腫瘍・がんの専門家のことを指します。
腫瘍の治療などを専門的に扱うスペシャリストの医療従事者の方々ですね。
獣医さんのなかにも、もちろんOncologistの方々というのは日本全国にいらっしゃってですね。
僕が定期購読している大好きな雑誌『VETERINARY ONCOLOGY』
もそういったオンコロジストの方々が編纂した雑誌です。
表紙は可愛らしい感じなので、あんまりちゃんとしてないように感じられるかもしれませんが
これ一冊7000円ぐらいする雑誌なんですが
個人的にはすごく内容の濃い学術誌だと思っておりまして
毎回発刊がとても楽しみな雑誌の一つです。
そんなオンコロジストの方々が、学会とかで討論しているシーンというのは
ものすごく熱量がありまして、僕はその話を聞きに行くのがすごく好きなんですね。
先日の大阪での学会の中でも、腫瘍の分科会の発表なんかを聞いていると
何だか胸が熱くなってくるような場面もありまして
めちゃくちゃモチベーションを上げさせてくれます。
救急とか集中治療の先生なんかもそうだとは思うのですが
腫瘍を専門とされている先生方は、予後の良くない患者様を対象に診察する場面も多いので
常に動物の命と向き合っているように僕は感じます。
救急や集中治療の先生なんかが対象とするのは
基本的には数日から長くても数週間という患者様であるというのに対して
オンコロジストの皆様は、数ヶ月から数年という比較的長期間、患者様とご家族と共に病気と闘うわけです。
検査結果や治療結果に対して、ご家族と共に一喜一憂したり
化学療法における副作用なんかもケアしながら
担癌患者のQOL向上のために必死に闘うわけですので
熱くならないわけがないですよね。
僕も腫瘍内科という分野は比較的好きな分野ですし
自分の診察スタイルと合っているなあと感じる分野の一つでもあります。
化学療法(いわゆる抗がん剤)による治療だったりとか
化学療法による副作用の対処だったりとか
癌性疼痛との闘いだったりとか
終末期にかけてのQOL維持を目指す診療だったりとか
オンコロジストの先生方なんかと比べると、経験なんかはまだまだだとは思いますが
専門家の皆様と可能な限り同じぐらいのクオリティで診療にあたれればという気持ちで、癌とは戦っているつもりです。
oncologist の先生方に負けないぐらいの熱量で診察をしていきたいなと思っています。
いつもそうかもしれませんが
今日は特にオチも何もない面白くないブログですみません。
ただ単に
腫瘍を専門にする先生たちってすごい熱量なんだよってことと
それと同じぐらいうちの病院も真剣に診察していきたいんですってことが伝われば大丈夫です。はい。
何が大丈夫かわかりませんが
今日はこのへんで失礼いたします。