動物病院の日常
僕が尊敬する獣医師である石塚先生が運営される
札幌市のアネス動物病院さんがテレビで紹介されたそうです。
9月より夜間診療を開始されたのですが
その診察風景が放送されていますので、よろしければ見てみてください。
動画の中で、脳腫瘍を抱えるゴールデンさんが登場するのですが
その後は相談の末、お家で看取ることとなり帰宅後3時間後に亡くなられました。
こういう特集って
動物医療で命を救うシーンが多いようなイメージがあって
どこか良い場面だけを切り取っているような
ちょっとしたフィクションみたいな印象を受けることが多かったのですが
僕には、そのゴールデンさんのお話がすごくリアルだなあというか
みなとまちでの日常と似ているなあと感じました。
動物病院ってたぶんこんな感じなんじゃないかなって思います。
もちろん良くなる子・助かる子も一定数いるとは思うのですが
どうしても病態を改善できない状態の子というのもいらっしゃいます。
個人的には、そういった助けられなかった子達の方が記憶に残りやすいので
そっちの割合の方が多いんじゃないかってぐらいの錯覚を覚えますが
もしかしたら、リアルにそっちの方が多いのかもしれません。
獣医師の人間味をウリにする動物病院もあれば
動物医療の質をウリにする動物病院もあります。
当院もどちらかというと後者にあたるとは思うのですが
いくら医療で押そうとしても、現実はこんなもんなんじゃないかなとも思います。
医療が万能だなんて考えるのはなんと烏滸がましいことか、と誰かが言っていた気がしますが
本当にその通りだと思います。
所詮医療で救えるものなんていうのは、ほんの一握りであって
僕らは動物たちが生きたいという気持ちをほんの少し後押ししているような感じなんだと思います。
という感じで色々と考えるきっかけにもなり
自分も頑張らないとなあと改めて思わせてくれる動画でした。
石塚先生、ありがとうございます。
それでは、今日はこのへんで。