マーケティングも獣医療
さっきまで陶山先生と話していました。
先生が専門とされている動物病院のwebマーケティングの話をいろいろと聞かせてもらい
大変勉強になりました。
学術的なことではないものの
先生が、マーケティングも獣医療です、とおっしゃられていたのが印象的でした。
確かに、このブログで『テルミサルタンに注意しましょう』という記事を書いて
その記事を読んだ人から病院に連絡をいただいたり
直接診察に来てくださった方が何人かいらっしゃいます。
皆さん一様にテルミサルタン服用後の急性腎障害のような状態になっておりまして
休薬により体調が回復し
なんとか状態を立て直せた例ばかりでありました。
これも先生のおっしゃるマーケティングは獣医療の一環みたいな話なのかなって僕は思います。
ブログを書くことで、またはそのブログを読むことで
結果的に救われる命があるのであれば
それも立派な医療なのかもしれません。
そういう意味で、webマーケというものもある意味医療の一部なのだと思います。
動物病院として
得意な分野だったり(うちの場合は好きな分野ですかね)、力を入れている分野だったりを
発信していくということは
結果的に、その分野を得意としない、または苦手とする獣医師の元へ
対象症例が受診するのを阻むとともに
その分野に精通している獣医師がその分野の症例を診察することになり
動物の命が助かることにも繋がるんじゃないかと思います。
みなとまちの場合でしたら
慢性腎臓病、僧帽弁閉鎖不全症、心筋症の内科管理だったり麻酔だったりするにでしょうか。
そういった分野だったらあんまり負ける気がしないとか言ったら怒られそうですが
そこらへんに普通にいる獣医師の先生方とは別のものを提示できるんじゃないかなと思っています。
そもそも静岡市自体が、腎泌尿器とか循環器とか麻酔とかの分野に強くなさそうですしね。
実際に毎日のように上記のいずれかの症例の相談が来るわけなので
そうなのかなって思っています。
症例が集まれば、病院として・獣医師としての知見も増えていくのは当然のこと
よりレベルアップした診療へと繋げることができると考えております。
・特定の分野に力を入れてパワーアップ
↓
・マーケティングで特定分野をアピール
↓
・特定分野の患者さんが増える
↓
・特定分野の診療機会が増え、病院としてパワーアップ
↓
これを繰り返す。
みたいな感じで、好循環に入ることも可能なんじゃないかなって思っています。
認定医試験の時も書きましたが
認定医を取得するまでの勉強も大事かもしれませんが
実際には認定医を取得後にどのような診察をしていくか、の方がもっと大事だと思います。
特定分野に力を入れています、と掲げる以上
それなりの結果を残さないと逆に叩かれる対象になってしまうわけですし
そうならないためにも、より一層がんばろうとなるんじゃないかなって思ってます。
そう考えると、やっぱりこういうブログで発信していくのも大事なもんですね。
これからも続けていこうと改めて思えました。
陶山先生、ありがとうございます。
それでは、今日はこのへんで失礼致します。