リスクの説明
昨日、一昨日と離れておりました。すみません。
ブログを書くようになって6年ぐらいでしょうか。
毎日ブログを書くということは
毎日何かしらのネタを考えないといけないわけなので
何かしらブログに書く内容を日々の生活の中から探すことが癖になっておりまして
仕事をしていても、何をしていても
『あ、これブログに書こう』って思えるので
書く内容はたくさんあったんですが
如何せん、やることが終わらないと言いますか
自分がポンコツなせいで追いついていないと言いますか
そんな感じであります。すみません。
ブログのネタと言えば
例えば、昨日、同級生の動物病院のgoogleの口コミに1がつきました。
内容は安楽死に対する考え方・言葉選び・価値観のズレによるものなので
詳細をここに書くのは避けますが
それを読んでいると色々と考えさせられることがありました。
言葉って難しいですよね。
同じ単語でも、文脈やイントネーション、お互いのその言葉に対する理解度によって
話し手が話す内容が、どの程度聞き手に伝わるか、ということが変わってきます。
全身麻酔だったり
外科手術であったり
抗がん剤治療だったり
何でもそうなのかもしれませんが
一定のリスクがあります、的なお話をする際に
果たしてその『リスク』というものをどの程度まで話すべきなのかというのは正直悩みます。
本当にその『リスク』というものへの患者様の理解度を
獣医師が考えているものとある程度一致させるためには
考えうる合併症やそれに対する対応・対策などを事細かに話す必要性があるとは思います。
きっと医療的なことをきちんと突き詰めれば
1から10まできちんと説明するのが正しいのかもしれません。
ただ、説明されればされるほど不安になる人っていると思います。
あまりにもリスクの話を長々とされると
この先生は、この手術なり処置なりを心の中ではやりたくない・やらない方が良いと考えているのかな?と
僕なら考えてしまうかもしれません。
結果として
どんどん不安が募り、結果として積極的治療を選択肢なかった結果
犬猫さんたちにとって苦しい時間が増えたり、予後を短くすることも少なくないと考えています。
じゃあ、考えられるリスクに対してきちんと説明しない方が寧ろ良いのか?ってなったら
それも違いますよね。
大門未知子的な感じで、私失敗しないので的治療しかやらない獣医さんならまだしも
どんな治療にだって100%の保証というものはついてこないんじゃないかなって思います。
そうすると、成功すれば良いですが
上手くいかなかった時にリスクについてきちんと説明を受けていなかった
そんな話聞いてないってなってしまったら
それはそれで獣医師としての説明義務を話していないことにもなりかねません。
難しいですね。
難しいのはリスクが高い時の話ばかりではないですよね。
ちょっとした表現方法であったり、言葉のイントネーションが相手を傷つけてしまったりすることがあるように
獣医師の何気ない一言が患者さんにとっては
重い十字架のようになってしまうこともあるんじゃないかなって思ってます。
そういうのも動物医療のコミュニケーションの中で起きる
患者さんと獣医の齟齬なんでしょう。
友人の病院の口コミがついてしまった経緯は僕は知りませんし
全然違うような話なのかもしれませんが
患者さんとの間でのコミュニケーションが上手くいかなかった結果ではあるとは思うので
僕らも気をつけたいなって思っています。
患者さんの顔色を窺いすぎて
たまに鬱陶しがられてるんじゃないかなって感じる時もありますが
医療におけるコミュニケーションってそれぐらいでちょうど良いのかなって思ったりもしています。
どうでしょう。。。
それでは今日はこのくらいで。