スイスイ
昨日、ずっと僕が担当させていただいていた子が亡くなりました。
どの子が可愛いとか
どの子がお気に入りだとか
そういうのを獣医が言うべきではないんでしょうが
まあ、うん。間違いなく僕のお気に入りの子ではありました。
そこは動物が好きでこの仕事をしている、という部分もあるので
お許しいただけると嬉しいです。
高齢の子の病気とかではなく
先天的なもので
仕方ないと言われてしまえばそれまでなんですが
なんとかどうにか少しでも本人が快適に過ごせる時間を長くしてあげたいなあと
大好きな家族と一緒に過ごせる時間を長くしてあげたいなあ、といろいろ考えて診察してました。
あとね。
その子、すごく嬉しそうに診察室に入ってきてくれるんですよ。
元気な時はいつも尻尾ブンブンで
テンション高く顔を舐めようとしてくれたりしていました。
なんかまあ
喜んで診察に来てくれると
こっちも嬉しくなっちゃうじゃないですか。
亡くなる前日も診察させていただいてたんですけど
その時も診察台の上で立ち上がってくれて
状態的にはすごくしんどいだろうに
しんどい姿を見せまいとしてくれていたのか
病院では本当に最後まで顔をあげてこっちをみてくれました。
昨日は、最期の日になってしまったわけなんですが
お父さんとお母さんは最期の辛い時を診せに来てしまってすみません、とおっしゃっていましたが
僕としては最期の最期に診察をさせていただけてよかったなと思っています。
思っていますが、やっぱりもう会えないのは辛いなあと。
今日1日そんな感じです。
こういう時は
徹底的に勉強したり、何かしらの情報インプットに時間を割いたり
何か他にできることは本当になかったのかを考え続けることが
その子のことをずっと考えることにもなりますし
亡くなった後でもその子のことのためになるのかなって勝手に思ってます。
そんなに都合の良いことではないんでしょうが
何もしないよりは何かを想ってやる方が、まだ意味はあるかな、とか。
ちょうど先ほど内科学アカデミーからアーカイブのお知らせが届いたので
しばらくそれに没頭しようかな、と。
あまり長くは診てあげられなかったですけど
いつも嬉しそうに・楽しそうに診察に来てくれて
本当に最後までありがとうと伝えたいなって思います。
脈絡のない文章でほんとすみません。
はじめまして。
『 お気に入り。 』素敵な言葉です
医師とは言え 人ですから お気に入りが当たり前で。
だからこそ 見送った時、本当にお辛かったと思います
先生のお人柄が見れた気がして お話くださって良かったです
私の住まいからは みなとまちアニマルさんは遠くて
お世話になる事は叶いませんが
辛さ苦しさから可愛い仔がひとりでも救われますよう
先生方の活動、応援しています
>ちょびママ様
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
本当はみんな同じでないといけない気もするのですが
どうしても感情で動いてしまう部分があったりします。
お一人でも多くの方にとって救いとなれるように頑張りたいと思います。