つぶやき
制酸薬の使用について
今日の勉強会のテーマは胃粘膜保護のために使用する
薬剤について整理しよう、という感じのものでした。
なので、ブログはその一部から抜粋させていただきます。
僕が小動物臨床の分野に足を踏み入れた頃
吐いている犬猫さんには
ガスターとプリンペランの注射
みたいなのが鉄板の治療でした。
薬剤名で書くと
ファモチジンとメトクロプラミドですね。
これらの薬剤は今でもよく使いますし
実際にガスターとプリンぺランを注射することも全然あります。
問題は適応・不適応をきちんと見極められるかどうかと
その薬剤を使用することによる悪影響はないのか、という点でしょうか。
ガスター、つまりはファモチジンって
結構な頻度で動物病院では使用されている薬剤の一つじゃないかなって思うんです。
上記のように
吐いていたらファモチジン
ステロイドを使用する際にはファモチジン
入院患者にはみんなファモチジン、みたいな。
昔の僕のイメージはそんな感じの薬です。
実際、今の動物病院での入院患者さん達の現状を知ることはできないですけど
ステロイドをずっと飲まれている方とかは
今でもファモチジンを一緒にずっと飲んでいる子とかは
よく見かけるような気がします。
別にそれ自体を真っ向否定しようという気持ちはないですが
ファモチジンのような胃酸を抑える制酸薬の注意点も知っておいた方が良いのかなとは思います。
で、こっから制酸薬の注意点とか書いていこうかと思いましたが
思ったより長くなりそうなんで
今日は一旦ここで切ります。すみません。
続きは、また明日か明後日にでも。
それでは。