やりがいと責任
関東にあるグループ動物病院のいくつかは
人手が少なくなって閉院に追い込まれているところもあると
先日後輩が言っておりました。
その職場を離れてしまう理由としては
仕事のやりがいを感じられないということらしいです。
仕事におけるやりがいって具体的には何を指しているんでしょう。
前にも同じようなこと書いた気もしますが
何かと最近考えることも多いので
また書いていきます。
僕的には
仕事におけるやりがいというものは
ある程度責任のある仕事を任せられ
それを達成した時に生じるものではないかと思うので
責任に付随して生じるものなのではないかと考えます。
誰がやっても同じ
間違えたり失敗したって、とりあえず一回謝っとけばそれで済む、的な
責任感の生じにくい仕事に、やりがいを見出すことは難しいのではないかと。
いくつもの動物病院がグループとして存在しているような企業に所属するということは
ある意味では責任は分散・希釈され
一人の獣医師が抱く仕事における責任感は個人で動物病院をされている先生よりは
弱くなってしまうんじゃないかと思うんですね。
その代わり、仕事における精神的な負担は軽減されていると思いますし
労働環境も良いと思いますので
ただ単に獣医師として診察業務を『こなす』だけであれば
すごく良い環境なんじゃないかなとか思うわけです。
そういうサラリーマン獣医師的な感じになるであろう場所に
わざわざ自分から身を置いたにも関わらず
仕事においてやりがいを感じられないから辞めます
他の動物病院に行きます、言われても
どうしたら良いのやら・・・と採用担当者は悩まないのかな、とか思うんです。
違うんですかね。
年末に獣医さんがもう一人増えるかも、的な話していたと思いますし
それどうなったの?と気にされている方もいるのかもしれません。
(そんなこと忘れていたらごめんなさい。)
結果的に双方の折り合いが合わず、採用しないこととなりました。
うちみたいな弱小動物病院が
ここで働きたいと考えてくれている獣医さんを採用しないなんて
どんだけ偉そうなんだよって感じかもしれないですが
なんとなく、お互いに損しかしないような気もしたので
今回は結果的に良かったんじゃないかなと思います。
普通に動物医療に興味があって
一生この仕事で食っていきたいぜ!的な
そういう愛玩動物看護師さんだったり、獣医さんだったり
そういう人に来てほしいなって思ってます。
患者さん的にもその方が嬉しいんじゃないかなと。
定時なんで今日はあがりますねーって感じで
目の前の患者さんをほっぽり出して帰っちゃうような人とは
なかなか一緒に仕事するのは難しい気も。
いや、定時で帰ることは大事なのはわかってますよ。
実務的なことというよりは、気持ちの問題なのかなと。
どういう心意気で仕事をしているか、問題とでも言いますか。
こんなこと書いてたら
誰も来てくれないのかもしれないですが
うちの病院は、それなりにみんな楽しそうに仕事していると
僕は思っているので
やりがいは間違いなくあるんじゃないかなと思います。
少しでもご興味がおありでしたら
獣医さん・愛玩動物看護師さんともに
いつでも見学来てください。
学生さんもウェルカムです。
それでは。
目の前の患者さんをほっぽり出して帰っちゃうような人
なかなか一緒に仕事するのは難しい気も。
いや、定時で帰ることは大事なのはわかってますよ。
実務的なことというよりは、気持ちの問題なのかなと。
どういう心意気で仕事をしているか、問題とでも言いますか
おっしゃる通り!!
犬さん、猫さんの事を真剣に思えばこそ!ですよね!!みなとまちクリニックで診てもらえる事は、犬、猫さんにとっても飼い主にとっても本当に幸せなこと!と常々思っております。セカンドオピニオンからの出会いに、愛犬の飼い主として感謝しかありません!!そう思えるのも、みなとまちクリニックはブレない思いをみんなが持ってるからだと思います!
>山梨様
お世話になります。
いつもありがとうございます。
そういうお言葉をいただけることが
僕らにとってのやりがいに繋がっているのだと思います。
社会的な流れとはやや異なる部分もあるのかもしれ前んが
地域の皆様に信頼していただけるようこれからも頑張りたいと思います。
ありがとうございました!