こんな獣医師は嫌だ 膀胱炎編
さっきインスタの動画で流れてきました。
面白いので、よかったら皆様も見てみてください↓
https://www.instagram.com/p/DA8IHuMzIs7
やっぱ豊田先生面白いですね。
すごい偶然なんですが
ほんの数時間前に、猫さんの初診の方からお問い合わせの電話がありました。
『今、猫が膀胱炎で動物病院に通っていて抗生物質の注射をしてもらってるんですけど・・・』
みたいな感じの内容です。
話からして、皆様お馴染みの二週間効果の持続する抗生物質の注射を
膀胱炎の猫さんにしてもらっているみたいです。
で、当院で同じような検査とか治療とかをしたら、どのくらいかかりますか?
というような問い合わせでした。
この子はまだ若い猫さんみたいでしたので
ほとんどの場合、細菌感染による感染性の膀胱炎は否定的です。
猫さんの膀胱炎の原因は特発性膀胱炎が最も多く
結晶や結石ができてしまう膀胱炎も中にはいらっしゃいますが
慢性腎臓病とか先天性の腎疾患とかを基礎疾患として持っていて
尿比重が薄いとかない限りは、細菌感染が若い時期に怒ることはほぼないと思います。
なので、おそらくこの問い合わせの猫さんも
意味のないであろう抗生物質の注射をされちゃっている可能性が高くて
豊田先生がインスタグラムの中で述べている
『こんな獣医師は嫌だ』、に該当する動物病院に通っているのだと思います。
豊田先生が運営しているサーカス動物病院は
神奈川県の藤沢市にあるわけなので
静岡市とは離れているわけですけれども
そうやって動画をアップしているということは
全国どこでも同じような状況になっている可能性があるってことなのかなと。
こういう情報が色々と拡散されていけば良いんですけどね。
そうしたら無駄な薬の処方とか減りますし
それによって被害を受ける犬猫さんも減りますし
正しい情報が拡散されることは
動物病院の売り上げ低下には繋がるかもしれませんが
犬猫さんと一緒に暮らすご家族様にとってはメリットが大きいように思います。
いや、でも、病院の売り上げが落ちて
動物病院が潰れたら、かかりつけの病院がなくなるから困るのか。
それでも変な病院だから潰れた方が良いのか。
そこは難しいですね。
動物病院で診るのは膀胱炎だけではないですし。
抗生物質をすぐに処方しちゃうけど、他では良いところもある病院さんも
もしかしたらあるのかもしれないですし。
それだけで決めるのは違うか。すみません。
とりあえず
僕自身は、こんな獣医師は嫌だ、に該当しないような獣医師であろうと思うので
色々とちゃんとしようと思います。
このブログだったり、もっちーの裏ブログだったりの影響力って
そんなに大きくないと思うので
こういうテーマを取り上げたところで、別に誰のためにもならないのかもしれませんが
ちょっと面白そうなテーマではありますし
個人的には色々と思うこともあるので一度どっかで書いてみようかな、と思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。