つぶやき
ラプロスどうするか問題その2
前にも書いたかもしれませんが
明日、東レの方に直接病院までお越しいただき
ラプロスについて説明していただくことになっています。
ラプロスは猫さんの慢性腎臓病の治療薬として販売されておりますが
現状、当院ではあまり処方する機会はありません。
というか、過去には何度か処方させていただいておりましたが
現時点で猫さんの慢性腎臓病の患者様で使用している子はいないです。
そんなことを書いていると
慢性腎臓病と診断されて、ラプロスを処方されたのですが、どうしたらいいでしょう?的な
問い合わせのメールが来るのですが
結局、どのような症例に適応すべきなのかを
僕自身がはっきりと決めきれていないので、曖昧な回答となってしまっております。
ただ、こんなブログに書いたぐらいで
問い合わせが増えるわけですから
ラプロスを処方されている動物病院さんの数って結構あるんだろうなあという
実感はすごくあります。
それだけ使用されている薬剤であって
本当に慢性腎臓病のステージ2、3の猫さんみんなに適応になるんだったら
慢性腎臓病の猫さんたち、もっと長生きするようになってるんじゃないかなと思うんですが
そういう印象もあまりなく。。。
なんならラプロス飲んでいない猫さんでも
クレアチニン3.0ぐらいで何年も進行しない子ってたくさんいるわけで
じゃあ、結局効果があるのかないのか、どうやって判断したら良いのかなあと
わからないまま今に至ります。
そこら辺を明日聞いてみますかね。
何かまた考えが変わりそうなら
その3的な感じでここにも書こうかと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。