腎臓の画像診断
googleの口コミに1がついた昨日のブログを読んで
私が5をつけてあげるよという温かいお言葉を先ほどの診察の際にいただきました。
たとえそれが冗談だったとしても
そういう言葉はすごく嬉しく思います。
頑張ろうって思えます。
ありがとうございます。
ここからが今日のブログです。
先日、患者様に教えていただいたセミナーが
腎臓の画像診断についてでした。
そこで得た知識を
早速さっきの腎臓病のセカンドオピニオンの猫さんに活用できた気がします。
やっぱり勉強することは大事になのかもしれません。
当たり前か。
慢性腎臓病は血液検査だけで診断する病気ではありませんという話や
慢性腎臓病の際に画像診断って大事です、というお話は
以前のブログにも書いたことがあると思います。
尿管結石や腎臓の腫瘍などが原因で腎数値が上がっている場合などもあり
治療方法が変わることもあるから
きちんと腎臓の画像診断は実施しましょうって話です。
ただ、それ以外にも画像診断は大事だなっていう場面はありまして。
食欲不振があって、血液検査をしてみたら
BUNが70でCreが2.8でした。
慢性腎臓病ですね。ってされている場面が多いように思います。
数値的には慢性腎臓病はあるのかもしれないけど
食欲不振の原因が本当に腎臓病関連なのかはわからないですよね?って話です。
猫さんの場合
中高齢になってくると
歯周病で食欲がガクッと落ちてしまう子も少なくありませんし
お腹の中に腫瘍がありました、なんていうことも少なくありません。
血液検査で腎数値が高かったとして
慢性腎臓病の可能性は疑えるとは思いますが
それ以外の疾患を除外できるわけではありません。
そういった意味で画像診断って大事なんだと思います。
ちょうどさっき改めてそう感じさせられたので
今日はこんな内容になりました。
腎臓病だけど、なんかちょっと変だなっていう経過の時は
何かが隠れていることが多いように思います。
そこを探し出す意味で、やっぱり画像診断は大事ですねっていうお話でした。
おしまい。