家族には勝てない
数年前にアメリカの救急・集中治療専門医の先生が
動物の入院・看護ケアにおいて
医療技術も大事だけど、それと同じくらい愛情が大事です、とおっしゃっておられました。
僕自身も
入院管理の際には、愛情かけて看護をして上がることがすごく大事だなあと
結構真面目に捉えておりますので
預かっている犬猫さんとは遊ぼうと心がけておりますし
スタッフも皆んなそれを実践してくれています。
そうするとなんとなくですが
病態の回復も早いんじゃないかなあとか思うこともあったり。。。
ただの気のせいかもしれないですし
病気の治療には寄与してないかもしれないですが
動物病院としては大事な要素だと考えています。
でも、やっぱどんだけ院内で遊んでも
家族には勝てないんですよね。
入院治療を続けている時なんかも
ご家族が面会に来てくださっただけで
動物達のテンションはかなり上がります。
どんだけ状態が悪い子でもなんとなく元気になってくれることだってあるように思います。
当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないですが
やっぱり犬猫さんにとって
ご家族や自宅はすごく特別なものなんですよね。
そういう考えのもと
できるだけ入院日数が少なくなるような内科管理が
動物たちにとっても理想だと僕は考えているので
そういう管理ができる動物病院であろうと思うのですが
入院日数が少なくなると
単純に売り上げは落ちるわけで
そこら辺は難しい問題ですよね。
検査や投薬・治療なんかも必要最低限で
入院日数も極力短くするような
そんな引き算の医療みたいな考え方が評価されるようなシステムとかがあれば良いんですけどね。
現状
単純に余計な薬をたくさん出して
無駄に入院させまくる方が動物病院は儲かってしまうわけなので
そういう動物病院は無くならないのです。
なんだかなあ、って感じですよね。
最後の方は蛇足でしたが
動物医療には愛情って大事だよね、というお話でした。
おしまい。
お世話になります。
今日は有難う御座いました。
今年の健診も何も無かったみたいで良かったです。
迎えに行った時、丁度遊んで頂いていたみたいでよっぽど楽しかったのか連れ帰る時ご機嫌斜めになってしまってちょっと困りました(^ ^)
病院にちょっとずつ慣れていって待合でも大人しく待てるようになったら嬉しいですね。
有難う御座いました、また宜しくお願いします。
>マ様
こちらこそありがとうございました。
いつも待合室では騒いじゃいますが
お預かりの最中はとてもお利口さんにしてくれておりました。
他のわんちゃんのお顔とかが視界に入っても吠えることとかも一切なかったですよ。
コウガさんも楽しかったのであれば良かったです。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。