腎臓と麻酔集中治療
と、題した全4回からなるセミナーを申し込んでみました。
今からちょっと楽しみな題材です。
腎臓の血流を如何に維持するか?というテーマは
全身麻酔においても
手術前後の周術期の管理においても
その他の救急疾患においても
非常に大事なものの一つになります。
SGLT2阻害薬というお薬が
人間の医療分野において
糖尿病の有無に関わらず、腎臓の保護作用があるとして
慢性腎臓病の患者さんに適応されたりしているのですが
そのお薬のお話とかも出てくるみたいで
すごく興味のある内容になっていそうです。
SGLT2阻害薬は
元々は糖尿病の患者さんに対する薬剤で
簡単にいうと、尿中に糖を排泄させることで血糖値を下げようというお薬なんですが
腎臓病や循環器疾患にも応用されているみたいでして
動物でも使える場面があるのであれば
ぜひ試してみたいお薬の一つです。
あとは、今回のセミナーでは
ナトリウムに関する最近のトピック的な要素も
色々と含まれているみたいでして
あんまり他では聴けないような内容になっているのかなあ、と
そこも楽しみなポイントです。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが
セミナーとか医療雑誌とかで
新しい知識を得られる機会が少なくなってきているような気がしています。
色々と自分の中に蓄積されてきているということなのかもしれませんが
そうするとワクワク感みたいなものが少し薄れてきてしまい
勉強への意欲も低下しかねないので
やっぱり新しいものが得られそうな勉強会とかには
積極的に参加しないといけません。
今回のセミナーがそんな感じになってくれれば良いなあ、と。
そんなこと言って、真面目に聴かなければ何にもならないので
受けるからには患者様にも還元できるような形の知識にしたいと思います。
また、このブログでもテーマに取り上げていきますね。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。