動物病院
獣医麻酔外科学会
さっき名古屋から帰ってきました。
麻酔外科学会は三つの委員会から構成されておりまして
整形外科、軟部外科、麻酔・疼痛管理の三部門となります。
外科と麻酔がテーマの学会なわけなので
どうしてもスポットライトは外科側に当たるのか
やっぱり麻酔というものは
縁の下の力持ち的な位置付けなんだと思います。
どうしても発表演題の数が少なかったり
メイン会場ではなかったり
そんなことを考えさせられる感じではありました。
でも、麻酔・疼痛管理の部屋では
それなりに活発な議論も交わされておりまして
来年、麻酔認定医の試験が行われることもあってか
若い獣医さんも多いように感じました。
これからもっと獣医麻酔学に関しては発展していくんだと思います。
実際、患者様側の求める動物医療として
全身麻酔に対する考え方は明らかに昔と比べて変わってきている印象も受けますし
ちゃんとした全身麻酔というものの需要はどんどん高まっていくのかなと思います。
需要に応じた供給が必要なのであれば
獣医師側も全身麻酔に関する情報はどんどんアップデートしていかねばなりませんね。
明日からチャレンジしてみようかな?と思うようなことも
いくつか情報として得られましたし
色々と考えさせてくれる有意義な学会になったように思います。
三日もお休みいただいて色々とご迷惑をおかけしましたが
また明日から一生懸命頑張って診察させていただきますので
よろしくお願い致します。
それでは、今日はこの辺で。