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予後を伝えること
動物医療というものは
動物を介してご家族様と動物医療従事者が話をすることになります。
動物本人が言葉にして病状を伝えることができないので
ご家族様が動物に抱く印象と
獣医師が診察をして得られる印象との間に
乖離が生じることがどうしてもあります。
そこの間を可能な限り埋めることで
同じ目線で動物の治療に向き合うことができるわけですが
特に突然起こる重篤な症状でかつ見た目にはわかりにくもの程
言葉にして現状を伝えることのハードルは高いと感じます。
そこが僕の良くないところで
重症な状況でもなんとか良くしてあげれば
ご家族様が診断じに落ち込まなくて済むんじゃないかという余計な気持ちで
上手くその子の予後を伝えられていないんだろうなって思うことがあります。
そうすると治療が奏功しなかった際の
ご家族の衝撃は大きくなってしまうわけで
良くない説明の仕方なんだと思います。
絶対に良くするという想いの上でそんな風に説明するんだったら
本当に絶対に良くしないといけないですよね。
ごめんなさい。
僕の力及ばずでした。
もっと精進します。
すみません。失礼します。