歯科用レントゲン
明日、9月18日月曜日は祝日なので
日曜日と同じ診察時間となります。
午後は夕方18時まで(受付は17時半まで)となりますので
よろしくお願いいたします。
今更からもしれませんが
病院の移転に合わせて
レントゲンシステムが新しくなりましたが
それと同時に歯科用のレントゲンを導入しました。
全身麻酔下での歯科手術をする際に
歯を肉眼のみで評価するのではなく
レントゲンで歯根部まで評価ができるようになりました。
実際のレントゲン写真はこんな感じ。
これはわんちゃんの下顎の第一後臼歯ですね。
歯の根っこの部分に黒い空間ができているのがわかるかと思います。
歯根部分の状態がどのようになっているのかを評価していくには
この歯科用レントゲン検査というのがとても有用なわけですね。
当院は、全身麻酔に力を入れていることもあって
全身麻酔下での歯科手術のご相談いただくことがとても多いです。
先週も15歳の猫さんが富士市から来られており、抜歯の手術を行いました。
過去には、豊橋からいらした心臓に持病のあると診断されていた猫さんの
全身麻酔下での抜歯を行なったこともあります。
一時間、二時間以上かけて歯科処置を希望されて来院されることを考えると
犬さんも猫さんも全身麻酔下での歯科手術の需要は結構あるのだと感じます。
当院の場合ですと
よっぽどの事情がない限りは
基本的に歯科の処置は日帰り手術とさせていただいております。
歯周病で苦しんでいた猫さんなんかは
その日の夜からご飯を食べてくれることも少なくないかと思いますし
今まで実施させていただいたほとんど全ての方に
一定以上の満足感を与えられているように思います。
特に猫さんは
高齢になって歯周病に苦しむ子がかなり多いように感じます。
いざ17歳とか18歳とかになった時に
腎臓病の管理をしたいけど、口が痛くて食べられないという子も少なくありません。
そういう子も腎臓病に気をつけながら全身麻酔下での抜歯処置に挑むわけですが
できればリスクの低いうちに歯科処置というものを
半分予防的にしておきたいところですよね。
犬さん・猫さんの全身麻酔下での歯科治療に関して
お悩みの方は
ぜひ一度、みなとまちアニマルクリニックまでお立ち寄りいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
それでは今日はこの辺で。
ボクは歯磨きがきらいです。
でも歯は食べるためにも大事だからと
ママは言ってやられてます。
自分は歯医者さんがこわくて
なかなかいかないのに。
歯のレントゲンで奥までみることができたらきっとママは安心すると思います。