つぶやき
手紙
世の中にどれだけデジタルが普及しようとも
アナログが負けない場面というものが少なからず存在します。
手紙というものもその一つかと思います。
タイピングで起こした文字なんかよりも
直筆の文字の方が何倍もその人の気持ちを乗せてくれるように感じます。
先ほど、お手紙をいただきました。
僕が患者様から頂くお手紙の多くは
亡くなった犬さん猫さんのご家族から頂くものになるので
捉え方によっては
それは敗北の証なのかもしれません。
ですが、僕にとっては次の戦いに挑むための心の糧になっています。
涙なしでは読むこともままならないぐらい思い出深いお手紙がたくさんあって
たまに時間のある時に、振り返って読ませていただくことで
明日の仕事へのモチベーションへと繋げているような感じです。
本当にありがとうございます。
こうやって直接頂くお手紙もそうですし
googleの口コミなんかもそうだと思いますが
良い意味でも悪い意味でも
その人の予想・期待を裏切らないことには
人の心を動かし行動に移させることは難しいと僕は考えています。
良い意味での予想の裏切りは感動につながりますし
悪い意味での期待の裏切りだとそれは怒りに変容します。
現状維持を目指すという姿勢は
上がってしまった期待値をいつか裏切る結果になってしまいかねないので
良い意味での予想の裏切りを続けるためには
結局は進化し続けるしかないと思います。
今はまだ良い方の予想の裏切り方をしている場面が多いわけですが
そこに甘んじていてはいけないと思います。
人を感動させる動物病院でありたいと思いますし
その結果として、動物やご家族の方から感動を頂きたいと考えています。
そんな動物病院になりたいんです。はい。
それでは、今日はこのへんで失礼いたします。