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熟考こそ正解?
実際に何を選ぶのが正解で
何を選ぶのが不正解なんていうのは誰にもわからないわけで
どういう道を選択しようとも
後悔する時は後悔してしまうもんだと思います。
況してや、動物のこととなれば
本人は自分の気持ちを口に出すこともできないし
何を考えていて、どうしてほしいのか、なんていうのはやっぱりわかりません。
痛かったりするのかな?苦しかったりするのかな?と色々と考えてみて
こういう治療方針でいくのが良いか、と決めるわけですが
『この薬飲んですごい楽になったわー』とか
『もうこれ以上治療するのは疲れたよ・・・』とか
犬さん・猫さんが言ってくれるわけもなく
本当に何がベストなのかは、ご家族と一緒になって考えるしかありません。
考えた末に出した答えが
果たして正解だったのかは、誰にもわかりませんが
僕としては、そうやってこれ以上ないぐらい真剣に家族の人が考えてくれる、という状況は
少なくとも正解の一つなんじゃないかなと、思っています。
だから
その正解の一つから導き出した結論は、限りなく正解に近いと信じています。
誰かに考えてもらったり
気にかけてもらったりして
不快な人なんていないわけで(いらっしゃったらごめんなさい)
それなら、不快に感じる動物もいないんじゃないかと
人間のエゴ的な考え方かもしれませんが、僕はそう思っています。
最期の最後の瞬間まで
家族のみんなが自分のことを考えてくれている環境下で逝けるのであれば
それは幸せなことなんじゃないかと思うわけです。
そういう状況を如何にきちんと作り出すことができるか、というところも
僕たちの役割なのかなと思います。
それでは、今日はこのへんで失礼いたします。
いつもたいへんお世話になっております。
昨日は診察をお待ちの皆様にもご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
おかげさまで大山先生に最期を看取っていただくことができました、心より御礼申しあげます。
新しい病院の開院まであと少しですね。
先生およびスタッフの皆様、通院なさっているご家族様の穏やかな日々をお祈りしております。
>Leon@0415様
先ほどはありがとうございました。
レオンさんが歩んできた歴史から考えると
最後の1年弱は短い期間かもしれませんが
僕にとってはとても濃い1年間でしたし、すごく良い思い出となりました。
こちらこそありがとうございました。
遊びに来るようなところではないかもしれませんが
また病院にはいつでも遊びに来ていただければと思います。
大山