専門性の追究
大学の後輩が認定医の試験に合格したとの連絡がありました。
まだ正式発表じゃないので
詳細は伏せておきますが、本当に嬉しく思います。
ずっとその分野だけをひたすら追求し続けた結果が
とうとう実ったのだなあと考えると
結構自分ごとのように嬉しくて
なんか良くわかりませんがテンションが上がります。
学年は下になりますが
その分野に関してはすごいレベルに達していると僕は彼のことを評価しておりまして
ちょいちょい症例に関しては相談させていただいております。
何回か静岡にも遊びに来てくれたり
いつLINEしても快く症例相談に乗ってくれますし
本当に人間的にも尊敬できる存在の一人です。
認定医試験に合格したことは少し前に聞いていたんですが
さっき別件で電話をする機会がありまして
やっと直接おめでとうを言うことができました。
良かったです。本当に。
そんなこと言われたって
ここを読んでくださっている皆様にとってはあんまり関係ないかもしれないので
どうリアクション取ったら良いかわからないですよね。すみません。
でも、一概に無関係というわけでもなくてですね。
月に一回とか二ヶ月に一回とかで
当院にて認定医による診察みたいなのを定期開催しても良いんじゃないかとか思うんですよね。
静岡市には現時点でどなたもいらっしゃらない分野なので
良い機会かなとは思うわけです。
現時点でもアドバイザー的なスタンスで相談にのってもらってますし
色々と皆様のお役に立てるシステムを作ることもできるんじゃないかと。
まだどうなるかはわかりませんが
また何か決まったらお知らせいたします。
専門的に何かに集中して取り組むという姿勢は
僕にはどうしても難しいことでありまして
麻酔とか循環器とか腎泌尿器とかは確かに当院の力に入れている部分ではありますが
他の分野を診ないわけではないですし
麻酔だけ、とか循環器だけ、とかではありません。
当院の立ち位置はおそらく準専門止まりなんだと思います。
専門と準専門の違いはなんなの?ってなった時に
おそらくその違いを患者様に理解いただくのは難しくて
専門的な先生の元で働いたことがある獣医師にしか
そこの細かい違いというのはわからないように思います。
一般的などこにでもある動物病院が60点とするならば
準専門性のある動物病院はその分野では90点のところが
専門性のある動物病院は100点満点です、といったイメージでしょうか。
わかりにくいですかね。
すごく些細な違いに聞こえるかもしれないですけど
そこの差は確実な隔たりとして存在していると僕は考えていて
それこそが、他の分野に充てる時間や労力を全て注ぎ込むことで得られた域なんだと思います。
そういう域に到達した彼を誇らしく思いますし
心から尊敬できるなあと感じた
というただそれだけのブログです。はい。
今日はこれくらいで失礼します。
それでは!