いつもお世話になっております。
昨日は獣医師国家試験の合格発表だったんですね。
それに関してはモッチーがアメブロの方で書いていたので
人のことを変態呼ばわりするのはどうかとは思いますが、まあいいでしょう。
とりあえず、合格した皆様おめでとうございます。
小動物臨床の道へ進む皆様よろしくお願いいたします。
僕が新卒で入った動物病院では
電話対応の時に
患者様に対して『お世話になっております』と言うと副院長に怒られました。
こっちは動物病院で、診察する側なんだからお世話にはなっていないだろうという理論です。
当時はそういうもんなのかあと
深くも考えず、納得したことにしておりました。
でも、今は電話に出る時『お世話になります』と平気で言います。
それはもう、正直に当院は患者様にお世話になっている、と心から思っているからです。
クラウドファンディングの件だってそうですが
移転騒動が起こる前から
うちの動物病院ほど患者様に頼っている動物病院はないんじゃないかなと自負できるぐらい
色々な面で患者様に頼りっぱなしの動物病院だと僕は思っています。
そりゃあ、動物病院もサービス業なので
患者様はお客様なわけでして
検査や治療に対する対価を僕たちは受け取ることで動物病院を運営しているわけですから
お世話になっていると言えば、当然なのかもしれません。
ですが、おそらく当院の場合はそんなもんじゃ収まらないぐらいお世話になっていると僕は考えています。
僕も望月も精神的にそれほどタフではありませんので
色々なことで毎度それなりに落ち込みます。
僕がこのブログにそういう感じのことを書けば
患者様の誰かしらは必ず心配してくださいますし
望月なんか何も書いてないのに、色々な人から体調の心配をされています。
昨日も三回ぐらい体調大丈夫ですか?と言われたそうです。
頭が痛い時には栄養ドリンクやホットアイマスクを頂くこともありますし
応援や励ましのお手紙を頂くこともございます。
僕の最近の昼ごはんは患者様よりいただいたプロテインだったりします。
望月や僕のことはそっちのけで、鈴木看護師に差し入れやお手紙が集まる時もございます。
本当に色々な方に支えられている動物病院だなとつくづく思います。
もしかしたら他の動物病院さんも似たようなものなのかもしれませんが
少なくとも僕が今まで働いていた動物病院では
病院と患者様の関係性はそんな感じではありませんでした。
あくまでも診察を受ける側と診察をする側といった感じで
それ以上でもそれ以下でもなかったように思います。
せっかく今まで作り上げてきたこの素敵な関係性を
ずっとこれからも維持したいんですね。
患者様と一緒により良い動物病院を作り上げていくことができたら最高ですよね。
そのためには具体的にどうしたらいいのかは
今のところ明確な答えはありませんが
とりあえず僕はこれからも患者様に『お世話になっております。』と言うのだと思います。
今日はこのへんで失礼いたします。
それでは!