みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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消化管異物

本日の午後は緊急手術のため休診とさせていただきました。

ご迷惑をおかけし本当に申し訳ありません。

ただ、どうしても一刻も早く手術してあげる方が良いような状況だったので

そういう選択となりました。

すみません。

勝手に休診にしといて説明しないのも何なので

どういう子がいらしたかを説明させていただこうかと思います。

まず、何の手術だったのかというと

腸に詰まった異物を摘出する手術でした。

先週の土曜日の夜中に何かを食べてしまった猫さんが

日曜日から吐いていたため

昨日、他の動物病院さんを受診されたそうです。

吐き気止めなどの治療をされたものの、改善がなかったため

本日当院にいらっしゃいました。

写真はその子のエコー検査の写真です。

影を引く凸凹とした何かが腸の中に存在しているのがわかるんです。

はい。異物ですね、となるやつです。

で、下が実際に取り出した異物。

ゴム質のバンドの欠片みたいなものでした。

きちんと凹凸があるので、エコーに写っていたのはこれで間違いないと思われます。

拡大していただくとわかると思うのですが

写真に写る異物を、横にしたのがそのままエコーに写っている感じなんですね。

超音波検査ってすごいですよね。

最近は、異物による腸閉塞の診断はほとんど超音波検査によって行うことが多くなりました。

僕個人としては、レントゲン検査は補助的な感じで使用しています。

この二つを駆使して、異物の可能性が高いなと判断した時は大体的中する感じです。

逆に、食べたかどうかもわからないし、術前の検査でもどっちかわからないなあ、という時に

試験開腹をした時は無いことが多いような気がします。

こういう時に、動物も人間と同じように話すことができたら良いのになあと思うわけですが

食べたか食べた無いかはっきりし無い時の消化管異物の診断は結構難しいように感じます。

まあ、食べないのが一番ではあるのですが

なかなか誤食グセのある子に完全にやめさせるのも難しいと思いますし

どうしても毎年何回かは異物が詰まってしまって緊急手術ということは起こってしまいます。

大事なのは、できるだけ早期に診断して、早期に異物を摘出してあげることと

その後の術後管理ですね。

診断が遅れてしまったり、腸が術前から破けてしまっている子に関しては

命の危険になることも少なくありません。

今日の子は無事に手術を乗り越えてくれて

今は比較的落ち着いた術後の経過を見せてくれています。

このまま入院治療を継続していく予定です。

皆様にご迷惑をおかけしましたが、無事に手術を終えることができた感じです。

いつもいつも急で申し訳ありませんが

当院はあくまでも動物の命優先でこれからもいきたいと思います。

すみません。

それでは、今日はこのへんで失礼いたします。

クラウドファンディングはこちらです。

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