5月23日月曜日の診察時間です。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。
こんばんは。大山です。
午前中は 9時30分 から 12時 まで
午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。
よろしくお願いいたします。
パソコンやスマートフォンなどの普及によって
自分の手で文字を書いて誰かに手紙を書くという文化はかなり縮小してしまったのかもしれませんが
僕はやはり無機質なデジタルな文字の羅列よりも
アナログですが直筆の手紙の方が人の温かみというものを感じます。
人の温度感というものがこういったブログでの文字では出せないものだと思います。
本日は、先日亡くなった子のご家族からお手紙を頂く機会が二件続きました。
結果だけ見れば、亡くなってしまっているので
動物病院としてはダメなのかもしれません。
嬉しいなんていう感情を抱くのは不謹慎なのかもしれません。
ですが、亡くなった後に改めてご家族の方がご丁寧に挨拶に来てくださり
その上でお手紙まで書いてくださるのは
僕としてはこの仕事をやっていて良かったなと思える瞬間ではあります。
もちろん、一人の子の診察が終わったとしても
その子から得られるものであったり、考察できることであったり
今後のためにどう生かすべきかは最大限に考えないといけません。
それが僕なりの弔い方であり、大事な命を預けてくださったご家族に対する僕自身の義務でもあると思います。
僕がスクラブの左ポケットに
亡くなった後にご家族から生前のお写真をいただいた子の写真を入れているのは
ずっと覚えておくためという意味合いもありますが
たぶん忘れることはずっとないので
どちらかというと、次に診る子の病気と一緒に戦ってもらうためです。
亡くなった後にその子とそのご家族のために僕ができることは
そうやって僕自身の診療スキルを上げて強くなり
次に診る子を助けることだけなのかなと思います。
そのためにはいつまでも挫けてばかりではいけません。
せっかくお手紙をいただいたのだから、その子たちのためにも前を向いて頑張ろうと思います。
今日はこのへんで失礼いたします。
それでは。