AIMは猫CKD診療を変えるのか?
というタイトルのセミナーというか、講演というか、対談を聴きました。
中身は、AIM製剤の開発で知られる宮崎先生と日獣大の竹村先生の対談形式の講演でした。
今日この後やるセミナーのテーマが『腎臓病の薬物療法』なので
さすがにAIMの話を全くしないのもアレかなってことで
準備も兼ねて聴講しました。
実際にAIM製剤がいつ発売されて
いつから動物病院で治療を受けられるのか?
どのくらいの治療費がかかるのか?
具体的な治療はどのようにして行われるのか?
に関してが最も気になるところかなと思いますが
そこらへんも、確定していない部分があるものの
お話が聞けました。
セミナーのスライドにも盛り込んだので
そちらでも話す予定ではありますが
こちらにも少し書いておきますと
現在承認申請中なのはみなさんご存知かと思いますが
今のところ今年度中、つまりは来年3月発売できたら良いかなあ、みたいな感じらしいですね。
あと、承認を取る予定の治療プロトコルは
二週間に一回の静脈注射を合計で6回やる方法。
今年発表された論文がその内容で改善を認めているので、そっくりそのままの使用方法になるみたい。
ただ、今回のお話の中でも宮崎先生がおっしゃっておりましたし
以前の講演の中でもおっしゃっておりましたが
二週間に一回という投与間隔は
宮崎先生が複数の動物病院の獣医師に確認して
どのくらいの投与間隔なら現実問題、静脈注射が可能か?というのを考えて設定した期間なので
入院中とかであればその限りではなく
連日投与とかでも問題ないようなお話はされておりました。
そもそもAIM自体の半減期がすごく短いことと
血中に存在している時間が長くなる方が、腎臓病にとっても良い気がするので
可能なら投与間隔が短い方が効果が期待できそうな気もします。
もともと、尿細管のデブリを除去するの手伝うみたいな位置付けのタンパク質として登場しているので
当初は急性腎障害の時ぐらいしか効かないんじゃないか
みたいにおっしゃってる獣医師の先生方もいた気がしますが
今年になって、基礎研究ではありますが
AIMには腎臓における酸化ストレスを軽減する効果があることも判明しておりますので
炎症の原因となるデブリを取り除く以外に
炎症によって機能が落ちてしまい、機能停止しようとしている腎組織に対しても効果を発揮しそうな印象です。
そこらへんもお話しできればと思うので
よかったらセミナーに参加していただくか
後日配信されるであろうアーカイブ動画をご覧になってください。
あと30分ちょっとになりますが
一応、参加申し込みフォームを貼っておきます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfSSx6__STw47DzUeFbXUEi-cEmUMWGJrroCSPdW4rD5lsjcw/viewform
それでは。