専門家よりも友人知人
もっちーがブログに書いておりました。
その前に今日の午前中だったかな
直接そういった話になりました。
獣医師が国際的な犬アトピー性皮膚炎のガイドラインに則った治療を推奨しても
友人やお散歩仲間の
『うちはこの◯◯をあげたら皮膚が良くなったよ』の一言の方が
信頼に足る情報とされてしまうのは
何も動物医療に限った話ではないと思います。
結局、動物病院で診察する獣医師自身が
その患者さんにとってどのくらい身近な存在になれるかどうかで
獣医師の話を信用してくれるかどうかが決まるのだと思われます。
医療的な情報や知識なんて
今の時代、AIに聞いて終えば一発で答えを教えてくれますし
『猫の慢性腎臓病の治療について』とgoogleで検索をかければ
全てに目を通すのが難しいぐらい膨大な情報を手にすることができます。
でも、結局何を信用するかの最終判断は
その人自身にかかっているわけでありまして
最終的には、自分の信用に足る人の言葉を信じる人が多いんではないかという
そういう話なのかな、と僕は理解しております。
間違っておったらすみません。
自分が通っている動物病院の先生が発信するから
自分が知っている動物病院の先生が情報を届けてくれるから
だからこそ、その言葉に耳を傾けようとするわけでありまして
聞いたこともない
どこの地域の動物病院かもわからない獣医師先生のありがたいお言葉なんて
微塵もありがたくなかったりするわけです。
言い過ぎですかね。。。
医療なんて
結局どっちが良いの?どっちの方が後悔しないの?
と答えのない選択を迫られる場面が少なくないわけで
そう言った時に
ただただエビデンスだけを並び連ねるだけの情報なんてそんなに価値はありません。
その獣医師の考え方、人間性、今までの物語性・・・
そういったところに人は共感を覚え
その言葉を聞いてみよう、信用してみようとなるのではないでしょうか、と。
手当たり次第
これからの動物病院はみんなyoutubeをやって発信していきましょう!
って言われたところで
この先生誰なん?ってなっておしまいな話やんってことです。
じゃあ、どうすれば良いんでしょう。
結局は自分たちのことを知ってもらうしかないのかなと。
動物医療だけの話ではなく
何が好きで、何が嫌いで、とか・・・そういうこと。
福間先生が前に言ってました。
その人が何に怒りを覚えるのか、という点を共有することは
その人の人間性を理解することに繋がるそうです。
確かにそうかもしれません。
この先生はこういうことが嫌いだから
こういう方向性の治療は絶対にしないと思う。
だからこそ信頼がおけるし
信用してみようってなって
大事な我が子の治療を任せることができる。と
そういう風に繋がっていくのかなって思います。
かかりつけの獣医は
『動物病院の先生』という感じではなく
『大事な我が子のことを共に考えてくれて共に病気と戦ってくれる戦友』的な
そういう立ち位置を目指すべきなんかもしれません。
そんな獣医でありたいもんです。はい。
それでは、今日はこのへんで失礼いたします。