価値観
なんだかんだこんな時間。
色々とやっていたら遅くなりました。
すみません。
昨日は同世代の獣医さんとお話しする機会がありました。
明日は少し先輩の獣医さんが当院に遊びに来てくださるそうで
色々とお話をお伺いできれば
良い刺激になるかなあとか考えております。
昨日お話しをさせていただいている中でも感じましたが
同じように犬猫さんを診療対象として働く獣医師であっても
何に価値を見出すかってのは
人によって全然違うもんですね。
リスクの少ない安定した働き方とか
休みが多くてプライベートも充実させられるような働き方とか
そういう働き方に価値を見出す先生方もきっとたくさんいらっしゃるんでしょうね。
そういう働き方を理想とする獣医さんがいらっしゃったとしたら
たぶん僕の働き方というものは全然恵まれていないように映ると思います。
現に今も、入院のわんちゃんを横目にこのブログを書いているわけですし
知らない人から見たら
自己犠牲の上に成り立っているような働き方と捉えられてしまうんだと思います。
でも、僕自身はこの環境が好きで今こういう働き方をしているんですね。
そろそろ帰る準備しようかなあって時に
絶対入院しないといけないような急患さんが来院されても
帰ろうと思ってたのになーって面倒くさくなる気持ちよりも
どんな病気なんやろう?っていうワクワク感とか
何とか良くしてあげたい!っていう気持ちの方が勝るわけなんですね。
自分で書いてて、ちょっとこいつキモいなって自分でも思いますが
それでも、そういうワクワク感とかって
願っても得難いものであったりするわけなんです。
もちろん助けられなかった時の絶望感みたいなのは結構辛いものがありますが
助けることができた時の達成感も言葉で形容し難いぐらい大きなものだったりします。
あとは動物が元気になってご飯を食べてくれる様子だったり
ご家族様からの感謝のお言葉だったり
そういう経験とか体験とかが一番貴重な価値のあるものなんだろうなって考えています。
そんなんだから仕事に安定を求める人の悩みとか考え方への共感がなかなか難しかったり。
でも、逆もまた然りなんだと思います。
というより獣医学生さんの就職先として公務員が人気だったりするわけなんで
どっちかというと安定志向の人の方が多数派なのかもしれないですね。
もっちーはもっちーでまた違う価値観を持ってるように思いますが
あの子の考え方もまたそれは少数派な気がしますよね。
ベン図の重なる部分みたいな感じで
2人の価値観の一部は共通しているところもあるように思いますが
良い感じでそれ以外の部分もそれなりに占めているから
病院としては面白い感じになっているのかもしれません。
それでは、今日(いや昨日か)はこの辺で失礼いたします。
フィラリア予防・狂犬病ワクチンのシーズンがスタートしています。
平日の方が比較的混雑が少なくご案内できると思いますし
月・火は獣医師3人体制になるはずなので、お待ち時間も少なくて済むかもしれません。
よろしくお願いいたします。
それでは。