犬さんのアトピー性皮膚炎
犬さんのアトピー性皮膚炎の有病率は
大体10%ぐらいらしいです。
つまりは10件に1件がアトピー性皮膚炎。
確かに、痒みを主訴に来院される犬さんは
1日1件以上はいらっしゃる気がしますし
それ以外にも、アトピーとご家族様が認識されていないけれど
僕らが見たら、多分そうだろうなあっていう子は少なくありません。
先日、当院はファイナルアンサー認定動物病院になりましたが
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000111185.html
こういった記事でも紹介される感じで
動物病院を選択する一つの基準にもなってきているみたいです。
ファイナルアンサーを患者様に使い始めた感じ
僕らが抱く感触は結構良いなあって感じで
『腸活』がいかに大事かということがわかる気がします。
フレンチブルさん、シーズーさん、柴さん、パグさん、ウェスティさんなんかが
日本におけるアトピー性皮膚炎の好発犬種となっておりますが
みんなファイナルアンサーを普段から使用してもらえれば
痒みに悩む子も減らせるんじゃないかなあとか思います。
あとはデルモセント社のATOP7シリーズであったり
アンチノールスキンだったり、アンチノールのカプセルだったり
スキンケア製品、栄養療法など組み合わせて
アトピー性皮膚炎と戦える時代になりました。
もちろん、アポキルやサイトポイント、シクロスポリンなんかの薬物療法も大事です。
昔は、痒みは抗生物質とステロイド!みたいな時代もありましたが
ステロイドに頼るアトピー性皮膚炎の管理ももう時代遅れなんだとは思います。
アポキルを普段から飲んでいます、って方はすごく多いと認識しているので
きっと主流はステロイドからそっちになっているのだと思いますが
アポキルというお薬も
使用方法でかなり効果に差があるように感じています。
今、当院でやっているアポキルの使い方は
発売当初の使用方法からは結構変化があります。
その方が、痒みを抑えてくれる効果が強いように感じますし
ご家族様の感想もすごく良い印象を受けます。
アトピー性皮膚炎のセカンドオピニオンで来院されて
現状、他院さんでアポキルを処方されているけど、痒みが良くならないという子に
同じ薬の飲み方を変えるだけで
満足していただける結果になるわけですから
お薬って本当に不思議ですよね。
薬の使い方というものは本当に大事な要素です。
犬さんのアトピー性皮膚炎でお悩みの方がいらっしゃれば
何かしら、新しい提案ができる可能性もあるのではないかなと思いますので
一度ご相談に来ていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。