第一印象
昨日のセミナーの話は
自分の中でそれなりに咀嚼してからまた後日書かせてください。
楽しみにしていた方はあんまりいらっしゃらないと思いますが
もし仮にそうだったらすみません。
今年の春ぐらいから初めて当院を訪れる方の数が少し増えました。
クラウドファンディングのことがあったり、新しく病院を移転したりで
ちょっとした騒ぎになった影響なのかもしれません。
今は大体平均一日に2〜3件の方との初めまして、があります。
初めての動物病院を訪れる時というのは
大体の方がある程度の緊張感みたいなものがあるとは思いますが
動物病院側もちょっとした緊張感があります。
第一印象ってすごく大事だとは思うんですね。
最初がダメだとその後に続かないと思いますし
継続ができないと治せる病気だって治せないかもしれません。
僕らの話し方や与える印象一つで動物の命が失われてしまうかもしれない、となると
変な緊張感みたいなものもあるわけです。
どんな人なのかなあ、とか
犬猫さんに対してどういうスタンスで向き合っている方なのかなあ、とか
色々と考えながらお話をさせていただいて
可能な限りご家族様のご要望に寄り添う形での医療を提供したいとは考えておりますが
それでも、やっぱり理解できないなあって思う時はどうしてもあるもんですね。
そこは人間と人間なのでどうしようもない部分なんだろうなあ
とか頭ではわかっておりますし
嫌なことでもやらないといけないのが仕事だったりするのかもしれません。
でも、僕はそこまで大人にはなれないので
臭いから安楽死してほしいとか、うるさいから声帯とってほしいとか
そういうのはいくらお金を積まれたとしても断りたいなあ、と思ってしまうわけですが
獣医師の応召義務というものがあったりで
そういうのは許されなかったりするんですかね。難しいもんです。
何だか最初に書こうとしていた方向性とはずれてきているので
すみませんが、これくらいで今日は失礼します。
世の中色々な人がいるんでしょうし
全員の考え方に共感することなんて不可能なんでしょうね。
それでは。