動物病院
局所麻酔の勉強会
はい。すみません。
今の今まで、勉強会でした。
テーマは局所麻酔薬について。
局所麻酔薬を使用しないで手術中の痛みをコントロールしようとすると
どうしても鎮静作用が強くなってしまったりで
手術後に動物が覚醒するまでに時間がかかってしまったり
覚醒の質が悪くなってしまう感じがあります。
これもこれで先日のブログで言うところの自己満足なのかもしれませんが
手術後はスッキリ起きて欲しいわけですね。
それには局所麻酔薬というものは必要不可欠なものなのかなと思います。
先日も書いたように
当院は一次診療の動物病院なので
基本的には去勢手術や避妊手術、歯科の手術がメインなわけです。
それだったら追求できるところは限りなく追求していきたいじゃないですか?
できれば手術終わってすぐから尻尾振って歩き回って欲しいなって思いますし
家に帰ってからも食事をきちんと食べて欲しいですし
動物病院のことも嫌いにならないで欲しいわけなんですね。
そのための疼痛管理であり局所麻酔薬なんかなと。
開胸手術だったり副腎腫瘍の摘出だったり
難手術を実施する機会があるわけではなくても
麻酔の質というものが求められる場面はたくさんあると思うんですね。
今日聞くことができたお話を
明日からの麻酔に活かせていければ良いなと思います。
それでは今日はこれくらいで失礼致します。