セカンドオピニオンって大事なんだなと感じたこと
うちの長男は小さい頃からアトピー性皮膚炎がひどいんです。
そのため静岡に来る前からずっと皮膚科に通っています。
そんな彼は今年の4月小学校に入学しました。
環境が変わったからなのか
生活リズムが変わったからなのか
アトピーの症状がかなり悪化してしまいました。
特に目の周りの症状はひどくって
何をしていても痒いし
夜は痒くて寝れないし
寝不足になるとイライラして余計にまた痒くなるし、みたいな感じでした。
皮膚の見た目もボロボロで
目の周りだけ色が完全に変わっておりました。
別に皮膚科に行っていなかったとかではなくて
通院していた皮膚科で処方されるステロイドの外用薬では
あまり効果がない感じだったんですね。
ただ、その先生曰く、顔周りにはこれ以上強いステロイドは使えないとのこと。
で、良くならないまま経過していったわけですが
皮膚とは別に風邪を引いた際に別の小児科を受診しました。
その小児科の先生は目の周りの皮膚症状をスルーできなかったみたいで
ちょっとこっちの薬を試してもらえないか?と別の軟膏を処方してくださいました。
抗菌薬とステロイドの合剤でした。
結果、一度塗っただけで皮膚はより一層ボロボロになりました。
さすがにちょっと皮膚の症状がきつ過ぎるので
別の皮膚科の先生に診てもらうこととしました。
その先生は結構歯に衣着せない物言いの先生でして
前の皮膚科の先生、小児科の先生の処方はズタズタに切り捨てられてしまいました。
そんな弱いステロイドじゃ効くわけないし
抗菌薬なんて使ったら余計に肌がボロボロになるに決まってる
的な感じです。
で、その皮膚科の先生に処方されたステロイド外用薬を塗ると
一週間も経たないうちに肌はみるみる綺麗になっていきました。
この数ヶ月の彼の苦しみはなんだったのでしょう。
信じられないくらい今は皮膚症状が落ち着いています。
セカンドオピニオンとかサードオピニオンって本当に大事なんですね。
お前が言うなよって感じかもしれませんが
今回の経験で、その必要性が身に沁みました。
同じ人間のお医者様で皮膚を専門とされている皮膚科の先生でさえ
そんなにも力量に差があるんだったら
動物病院なんて扱う診療科がどうしても多いわけなので
得意不得意は絶対出てきますし
その差はもっと大きくなるんでしょう。
僕も整形外科とか眼科とか苦手としておりますし
そういう分野はできるだけ早急に紹介するように心がけております。
得意になるにはその分野にそれだけの時間を割かないといけないということなので
裏を返せば、それ以外の分野に当てる時間が削られるわけですから
得意な分野があれば苦手な分野が出てくるのは当然なのかもしれません。
でも、可能な限りある程度のものはカバーできるように
研鑽を怠らないようにしないといけないのでしょう。
はい。頑張ります。
それでは、今日はこれくらいで失礼いたします。
セカンドオピニオンも随時受け付けておりますので、ご気軽に相談ください。