画像検査の重要性
『毎年、健康診断目的の血液検査をやっています。』という声はよく聞きますし
実際に、定期的に血液検査をされているわんちゃん・ねこちゃんは
昔と比べてかなり増えているんじゃないかと思います。
血液検査が有用な場合も非常に多いと感じておりますし
病気の発見に繋がる場面も少なくないと感じていますので
定期的に血液検査を実施するのはすごく良いことだと僕も思います。
ただ、血液検査で何も異常な箇所が無くて
元気食欲なんかが何の問題もなかったとしても
何かが隠れていることもやっぱりあるんだな、ということを今日改めて思い知らされました。
レントゲン検査や超音波検査などの画像検査も
定期的な健康診断に含めたほうが良いのだろうなあと思います。
ですが、何歳からそれを強く推奨しますか?となると
とても難しいなあとも思います。
若いうちのどこかで一度はその子の健康な状態での画像を確認しておきたいという気持ちもありますし
3歳とか5歳ぐらいの比較的若い子でも何かしら見つかることも少なくありません。
結局は、動物たちとご家族が無理のない程度にできるだけ実施するのが
病気の早期発見には繋がるのかもしれません。
当院で、心臓超音波検査・腹部超音波検査などを細かく評価する場合は
基本的には半日お預かりで検査をさせて頂いております。
緊急的なものが無いかの確認のための簡易的なエコー検査とは異なり
腹部超音波検査の場合は、朝は絶食で来院していただき
検査時は毛刈りを実施しております。
血液検査は毎年していたけど
そういえば画像検査とかしたことないなあーっていう人は
一度どこかのタイミングで実施してみるのはありかもしれません。
ご希望の方はご連絡ください。
*超音波検査に関しては原則予約制とさせていただいております。
よろしくお願いいたします。
今日はこれくらいで失礼いたします。