主体性と自主性
さっきまでコーチングのセミナーというか座談会なのを拝聴しておりました。
コーチングというと
マネージメントとか新人教育とか傾聴とか承認というイメージを持たれそうですが
そういうのは真のコーチングじゃないらしいです。
こういうスクールとか通えたら楽しんだろうなあとか思いますが
金額的にちょっと手が出ないので
現時点では書籍なんかで色々と勉強しようかと思います。
今日のお話の中で
主体性と自主性というキーワードがありました。
この違いってわかりますか?
自主性というのは
部長が考えていることをその部下が新人達に自主的に教えている
といった場面で使用されるように
ある特定の監督下の元で、誰かが自分から行動を起こすことになります。
が、あくまでその行動はその組織だったり、誰かが求めていることとなります。
学校の宿題を進んでやる、みたいなのも自主性の典型ですね。
一方、主体性とは?
他人の意思とか関係なく
自分がやりたいかどうか、自らの信念のみによって行われる行動が
主体性の持った行動となります。
誰かのためとか、誰かの役に立つとか
これをやったら結果的に得をするな、とか
行動の動機が相手にある場合は、主体性のある行動とは呼ばず
あくまでそれは自主的な行動となります。
主体性のある行動は
その行動自体がすでに報酬であって
その先に結果を伴おうが伴わなかろうが関係ありません。
その人はその行動自体が楽しいのであって、結果はどっちでも良いのです。
これだけ聞いていると
どれだけ我儘に生きることができるか?というのが
イコール主体性のある行動を起こしているか?となりそうな気もしますが
こういった主体性というものが重要キーワードの一つになるのが
本来のコーチングというものみたいです。
僕の解釈が間違っていたらすみません。
詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えてください。
35歳から40歳の時に
自分は何のために生きているんだろう?
自分の本当にやりたいことって何だろう?という問いに
悩まされることが多いらしいです。
自分のやりたいことって何なんだろう?って
改めて考えさせられる良いきっかけにはなったように感じます。
明日は、腎臓病の猫さんがセカンドオピニオンに来てくださるそうです。
今日そのお電話を聞いた瞬間ぐらいから
ちょっとキモいと思われると思いますが
僕はワクワク感が止まらないので
少なくとも慢性腎臓病の猫さんの診察をするという行動自体は
僕の中ではその診察自体が報酬に値するものであって
そこには主体性があるような気がしています。
主体性のある行動はwant toで
それに対する自主性のある行動はhave toなんだそうです。
答えのある決められた行動しかやらないhave to的行動ばかりだと
いつかAIに取って代わられる可能性は高そうで
何が起こるか分からない、want toまみれの行動が
AIには想像(創造)できないようなイノベーションを起こすのかもしれません。
僕の周りのwant to人間といえば
皆様ご存知のモッチーがその代表格でしょうか。
彼に負けないぐらい自分も我儘を貫き通していこうと思います。
そういう我儘を貫き続けていることが
意外に誰かの役に立っていたり
色々な人からの支持を得られるように繋がるということは
この3年間で学んだことの一つだと思います。
それならそれで周りからは色々と言われることはあるとは思いますが
自分たちのやりたいことをこれからも続けたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。