当院の紹介
明日の放送ですが、昨日書いていたものよりも少し早まって
10時35分ぐらいからだそうです。さきほど連絡が入りました。
ご期待?に沿えるかどうかは甚だ疑問ではありますが、宜しければ観てみてください。
テレビを見た人が、このブログにも訪れていただけるのではないか?
という淡い期待の中
当院の患者様にとっては今更なことですが
改めて当院の特徴なんかを今日は書こうかと思います。
はい、そうです。隠しても仕方ないので言いますが
完全にテレビを意識しております。
でも、当院のことを知らない人に知ってもらえる方が良くないですか?
いいですよね。そうですよね。というわけで書いていきます。
当院は、犬さん・猫さん専門の動物病院です。
その中でも、循環器(心臓病)・腎泌尿器(腎臓病・泌尿器疾患)・麻酔・集中治療・救急など
動物の命に直結する分野に力を入れております。
循環器に関しては
獣医循環器認定医の下で学んだ経験があるので
犬さんの僧帽弁閉鎖不全症や猫さんの心筋症などの内科的管理には自信があります。
腎泌尿器分野に関しては
獣医腎泌尿器学会の認定医プログラムも現在受講中であり
犬さん・猫さんの慢性腎臓病の管理にも特に力を入れて取り組んでおります。
麻酔分野に関しては
VESという獣医麻酔集中治療のコミュニティにも所属し
より痛みの少ない手術を目指した麻酔管理に取り組んで、日々手術をしております。
理想は、手術される前よりも元気になってお家に帰ること、といった感じです。
それらの分野に力を入れているのも
一番は、集中治療という分野を自分自身が好きであるからでして
いわゆるICU管理と呼ばれるような重症患者様の内科的管理ができる動物病院を目指しています。
それには、循環器・腎泌尿器・呼吸器・麻酔・感染症・消化器などなど
あらゆる分野の知識を総動員させねばならず
必然的に学ばなければいけない内容は多岐にわたることとなります。
人間と同じぐらいのICU管理ができる動物病院になれれば最高ですね。
それもこれも
全ては
動物達とそのご家族が一緒にいれる時間を1分でも1秒でも長くするため、です。
あと数日の命を数ヶ月に延ばす
あと1時間の命を数日に延ばす
そこに意味を感じない人にはピンとこないものかもしれません。
命あるものいずれは尽きるもの、それは重々承知しております。
ですが、その最期の時間というものは物凄くかけがえのないもので
そこの時間の価値がどれほど貴重なものか
僕は身をもって感じてきたつもりですし
そのために自分自身の命の時間を費やしているつもりです。
そんなやや暑苦しい動物病院な気もしますが
当院の一番良いところは
何よりも患者様との距離感が近いところ、かと思います。
新しい機械を導入しました、とブログに書けば
その検査をしてください、と患者様の方から申し出てくださいますし
実習生が見学に来ますと書けば、応援の声を届けに来てくださいます。
望月が正露丸について書けば
正露丸を差し入れとして望月の元に持ってきてくださる患者様もいらっしゃいます。
結局、どんな分野に力を入れていようが
当院の一番の推しというか
僕ができる当院の自慢は患者様の存在だと思います。
あまりきちんとした病院の紹介になっていない気もしますが
そんな感じの動物病院で宜しければ、一度当院までお立ち寄りください。
後悔することは少ないように思います。
よろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。