挑戦者
昨日は久しぶりの輪読会でありました。
が、一部の体調不良により五人中三人しか集まらず
結局、動物病院の院長三人で話し合う場みたいになりました。
学術的な話はほとんどないにも関わらず
22時から始まって、気づけば夜中の1時半・・・
自分たちはどういう方向性で動物病院を運営していきたいか?
スタッフの教育方針などなど
それぞれに思うところはあるようです。
一人の先生は
現状維持で良いとは考えられない、とおっしゃっていて
素直にすげーなー、と思いました。
現状維持をすることっていうのは
それはそれで難しいと思いますし
『継続する』ということはそれ自体がすごく大変なことなんだ、ということは
現時点でも痛いほどにわかっているつもりです。
それにも関わらず
その先生の現状維持に留まらず、発展させてやるという意気込みは
素晴らしいなと感じた次第であります。
自分も負けてられないな、と。
最近、なんとなく弱気に考えてしまうことが多くなっていて
発展させようと挑戦的になることは
どうしても失敗や挫折、後悔などを経験する回数が増えるような気がするし
現状維持しようと守りに入る方が幾分精神的に楽だよなあ、とか考えたりもしたわけです。
が、
実際に現状維持のまま、3年・5年と時を経たのちに
後ろを振り返ったら
あれ?自分が思い描いていた景色はこんなんじゃなかったぞ、と。
あの時もっと頑張っておけばよかったなという
取り返しのつかない後悔の念がつきまとうような
そんな気持ちを思い出させてくれるような
その先生の言葉は、そんな言葉でした。
やっぱチャレンジし続けないとだめですね。
失敗しても、挫折を味わっても
最後まで諦めなかったら、最後に掴み取る成功への布石になってくれるかもしれない。
その失敗の中に、亡くなった子達の命があるのなら尚のこと
そこを糧に、何クソの精神で頑張り続けるべきなのだと思います。
いや、ほんと少し油断をすると自分に甘くなるのは良くないですね。
今の立場で仕事をさせていただいていると
お褒めの言葉やご心配の声をいただくことはあっても
叱咤激励されることはなく
もっと頑張りなよ、と言ってくれる存在はいないわけですね。
なので、そうやって他の動物病院の先生たちと話をして
自分よりももっと頑張っている人と実際に話をすることは
勉強会に参加するよりも有意義な時間となってくれたのかもしれません。
今日はお休みをいただき申し訳ありませんでした。
明日からまた精一杯頑張りたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。