みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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家猫さんと野良猫さん

どちらも同じ猫さんです。

なのに、なぜか平等には扱ってもらえません。

『野良猫だから治療費はかかりませんよね?』

『野良猫の避妊手術なのにそんなにかかるんですか?』

という疑問や問い合わせは、なぜか動物病院スタッフにぶつけられる形になります。

不思議ですよね。

当院は慈善事業で動物病院を運営しているわけではなく、単なる営利企業です。

お金をいただかないと治療を実施することは基本的にできません。

手術や治療にかかる費用に関して

野良猫さん・保護猫さんの費用が、家猫さんより安くなるということはありません。

というより、どうしても攻撃性のある野良猫さん・保護猫さんの場合は

スタッフの怪我のリスク、感染症罹患のリスク、他の患者様への伝染病のリスクなどを考慮し

追加費用をいただく形を取っています。

『お前に野良猫を思いやる愛護精神はないのか!!』と怒られそうですが

(実際にお怒りになられる方もいらっしゃるのですが)

ご指摘の通り、そういった意味合いでの愛護精神は僕は持ち合わせていないように思います。

本当に猫さんのことを考えてあげるのであれば

ちゃんと一生を面倒を見る覚悟で、家族の一員として迎え入れてくれる人に保護して欲しいと思いますし

『うちでは飼えないけど、可哀想だから拾っちゃいました、どうにかしてください』』

みたいな感じで動物病院を訪れる人は、猫さんを保護しないほうがいいんじゃないかと思っています。

実際、保護猫さんとしてお家に迎え入れられた後に

一般的なブリーダーさんやペットショップさんから迎え入れられた猫さん達よりも

すごく大切に育ててもらい

病院での健康診断なども毎年されている方もたくさんいらっしゃいます。

そういう光景を目の当たりにすると

野良猫さん・保護猫さんの検査費用や治療費用を安くすることを求めてくる人のほうが

猫さんのことを考えていないんじゃないかなあ、とか僕は感じるわけです。

(あくまでも個人的感想です。)

確かに、お家のない猫さん達の治療費や手術費用を安く設定されている動物病院さんは実際にたくさんあるとは思います。

ですが、それはその先生方の考え方とご厚意によって成り立つものであり

病院によってその考え方は異なるものだと思います。

当院としては、野良猫さんや保護猫さんにも手術をしてあげるのであれば

家猫さんと同じようなクオリティで施してあげたいと考えています。

TNR活動などで一般的に行われている感じの手術は、見ていて辛いのでやりたくはありません。

僕はそういう考えのもとで小動物臨床に従事しております。

最近、野良猫さんに関する事項が重なったので

今日はこんな感じで書かせていただきました。

批判もたくさんあると思いますし、賛同いただけない部分もあるかと思います。

あくまでも僕個人の意見ということで捉えていただけると幸いです。

それでは、今日はこのへんで失礼いたします。

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